日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net

戦略思考を鍛える
第3章 戦略的機動の用い方
スピードは競争力にはならない
 企業間競争において勝つ原則がある。状況を見極め、原則を利用して、戦略を立案するのが、戦略思考の第一歩である。幾つかの原則のなかでもっとも重要な原則のひとつが戦略的機動である。機動とは一般的には「状況に応じたすばやい行動」(広辞苑)と定義できる。しかし、この機動=スピードの理解では不十分だ。軍事戦略の専門家であるレオンハード教授の定義は「敵の主力を避け、敵の弱点や心臓部を壊滅、または無力化させることを狙う軍事理論」であり「相手に対して常に優位を確保するために相手には知られないように行うスピードある行動」である。戦略的機動の本質は、「競争相手に対して相対的優位置を占めること」であり、スピードはそのための手段である。目的-手段関係があいまいなまま、「機動」=「スピード」と言う意味で用いられていることが多い。スピードだけでは競争力にはならない、かつての松下電器の二番手戦略は他社のスピードを逆手にとる強者の戦略であった。ブロードバンド化が進む中、ファシリティさえあれば真似のできるスピードは競争力にはならない。機動は、現代の戦略において最も重要である。しかし、成功させるのは非常に難しい。

 本コンテンツの全文は、メンバーシップサービスでのご提供となっております。
 以降の閲覧にはメンバーシップサービス会員(有料)ご登録または、コンテンツ会員ご登録が必要です。

メンバーシップサービス会員、コンテンツ会員ご登録についてはこちらをご覧ください。
メンバーシップサービス会員の方は、下記をクリックして全文をご利用ください。
コンテンツ会員の方は、下記をクリックして購入画面にお進みください。


会員登録のご案内
消費社会白書2018
「戦略200+」比較分析ツールのご案内
page top

JMR生活総合研究所マーケティングサイトに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権はJMR生活総合研究所に属します。

Copyright (c) 1997-2017 Japan Consumer Marketing Research Institute. All rights reserved.