(2010.12)
2010年のヒット商品
「理有(リアル)ライフ」に役に立つヒット商品
ディレクター 大場美子
依然として消費低迷期は続いているものの、2010年後半から若干の消費回復の可能性がみえてきた。毎月の現金給与総額が、現時点で公表されている2010年10月までの8ヶ月間連続して前年同月比わずかながらプラスになっている(厚労省の毎月勤労統計調査、所定外給与、賞与含む)。節約態度は、弊社の消費調査データをみてもまだ過半の生活者が節約態度を保持したままという状況ではあるが、昨年同時期に比べれば10%程度縮小している(図表1)。
図表1.1年前と比べた節約姿勢の変化 |
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我々は
「消費社会白書2011」(2010年12月発刊)において、今とこれからの消費について「21世紀の10年で日本の消費者は、バブル期の贅沢でもなく、不況期の節約でもない、新しい消費スタイルを創造しつつある。」(はじめにより)と解釈した。それがどのようなものなのか、2010年のヒット商品からヒントを探ってみよう。
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