「駅」を介して恒常的に発生してきた、大量の乗降客と行き交う人の流れは、IT技術の革新により新たな金鉱脈へと変わりつつある。本稿では、駅から日々生み出される「ビッグデータ」をマーケティングに活かす視点と切り口について考察する。
2014年版EMC Digital Universe Studyによると、全世界におけるデータの規模は、2013年時点で4.4ゼタバイトにのぼると推計されている。このデータの規模は、年当たり約40%のペースで急成長を続け、2020年には44ゼタバイトにまで膨らむと予測されている。
シリーズ「移動」のマーケティング
- なぜ駅はスゴイのか?-変わる駅の役割と新たなビジネスチャンス
- 変わる家族と駅の役割
- 世代交代で変わる鉄道と駅の役割
- 消費のホットスポットとしての駅
- 移動の起点・終点としての駅
- ビッグデータの宝庫「駅」でのビッグデータ利用を阻むもの
- ネットワークと駅
- なぜこうなった?これからどうなる?駅ナカ
- 観光日本のゲートウェイ「駅」
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