昨年あたりから「2003年問題」が注目を集めるようになった。2003年におけるオフィスビルの大量供給によって賃貸ビル市場は供給過剰に陥り、市況が悪化し景気の足を引っ張る、というのが2003年問題である。ここでは、2003年問題の事実を確認し、悲観的な見方は正しいのか、それともビジネスチャンスとなるのかを検討したい。
【構成】
2.悲観論者の見方
3.森ビルの反論と戦略
4.2003年問題がもたらす都市再生
本稿は当社代表・松田久一、並びに、経済分析チームのメンバーからの貴重な助言のもとに執筆されました。ここに謝意を表します。あり得べき誤りは筆者の責に帰します。
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