~2015年のマーケティング革新~
2015年はクラス消費の時代です。これに対応する当社のマーケティングコンセプトは、「ビルドアップ・マーケティング」です。ビルドアップ・マーケティングとは、顧客セグメントを積み上げていくマーケティングであり、生地を何層にも積み重ねるミルフィーユケーキのイメージです。多軸で異なるターゲットを何層にも積み上げ、各層別にマーケティングを展開することが鍵となります。
これまでの伝統的なレガシー・マーケティングはプロダクトライフサイクル(PLC)に合わせた4Pマーケティングでした。イノベーターが製品やブランドを採用する導入初期、アーリーアダプターが利用する導入期、アーリーマジョリティが利用する成長期といったように、PLCごとに4Pミックスを変えていく方法です。
しかし、クラス消費には、PLCにあわせたマーケティングでは対応できません。価値観が違う、収入が違う、資産が違うなど多軸で捉えた幾つかのターゲットに対し、それぞれ異なるマーケティングを展開することが、商品・サービスを市場浸透させることが必要になってきています(図表1)。
図表1.ビルドアップ・マーケティング
本コンテンツの全文は、会員サービスでのご提供となっております。 以降の閲覧には会員サービス(有料)へのご登録が必要です。
|