半歩先を読む日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net

公開日:2022年06月09日

ポケット版・会社早わかり
株式会社セブン&アイ・ホールディングス
海外CVS事業が好調、22年2月期は増収増益
セブン&アイ・ホールディングスの2022年2月期決算の総括と戦略計画

セブン&アイ・ホールディングスの2022年2月期の連結決算は、営業収益8兆7,498億円(前年同期比51.7%増)、営業利益3,877億円(同5.8%増)と増収増益となった。国内コンビニエンスストア事業では、前年の新型コロナウイルス感染症拡大に伴う外出自粛の反動等により既存店売上は前年を上回ったが、商品販売動向変化に伴う商品荒利率の低下と販売費及び一般管理費の増加により、営業利益は減益となった。海外コンビニエンスストア事業は、米国Marathon Petroleum Corporationから主にSpeedwayブランドで運営するコンビニエンスストア事業を取得し、統合に関する全てのプロセスを順調に推進、大幅な増収増益を達成した。スーパーストア事業では、巣ごもり需要で伸長した食品売上の高止まりが続き、テナントを含む既存店売上は前年を上回ったが、休業に係る固定費の影響等もあり営業利益は大幅減となった。百貨店・専門店事業では、Francfrancの一部株式譲渡、OSHMAN'Sの売却など選択と集中を加速。百貨店は前年のコロナ対応の反動等により既存店売上が前年を上回ったが、レストランは厳しい環境が続き、前年に続いて営業損失となった。成長と進化の5年間と位置付けた「中期経営計画2021‐2025」の2年目となる2022年度は、人件費・原材料価格・電気料など世界的インフレでより不透明な経営環境が想定される。このような市場環境下で、営業収益9兆6,530億円、営業利益4,300億円と、2年連続の増収増益を見込む。


戦略や業績をより深く分析するには「戦略200+・企業活動分析」をご利用下さい


参照コンテンツ


競合他社の業績と比較分析する


おすすめ新着記事



J-marketingをもっと活用するために
無料で読める豊富なコンテンツ プレミアム会員サービス 戦略ケースの教科書Online


新着記事

2025.01.09

24年12月の「乗用車販売台数」は2ヶ月連続のマイナス

2025.01.08

企業活動分析 富士フイルムHDの24年3月期は増収増益、過去最高を更新

2024.12.27

24年11月の「ファーストフード売上高」は45ヶ月連続のプラスに

2024.12.27

24年11月の「ファミリーレストラン売上高」は33ヶ月連続プラス

2024.12.27

消費からみた景気指標 24年10月は4項目が改善

2024.12.26

提言論文 消費者が示すサービスブランドの価値実現率-価値伝達なしの生存はない

2024.12.25

24年11月の「全国百貨店売上高」はふたたびプラスに インバウンドや冬物衣料が好調

2024.12.25

24年11月の「チェーンストア売上高」は既存店で2ヶ月ぶりのプラスに

2024.12.24

24年11月の「コンビニエンスストア売上高」は12ヶ月連続のプラスに

2024.12.23

MNEXT 価値と欲望の充当関係とは何か-市民社会の基本原理

2024.12.23

企業活動分析 BYDの23年12月期はEV・PHV好調で大幅な増収増益を達成

2024.12.20

消費者調査データ No.418 サブスクリプションサービス 広く利用される「プライムビデオ」、音楽サブスクには固定ファンも

2024.12.19

24年10月の「商業動態統計調査」は7ヶ月連続のプラス

2024.12.19

24年10月の「広告売上高」は、6ヶ月連続のプラス

2024.12.19

24年10月の「旅行業者取扱高」は19年比で83%に

2024.12.18

提言論文 「価値スタイル」で選ばれるブランド・チャネル・メディア

2024.12.18

24年11月の「景気の先行き判断」は3ヶ月連続の50ポイント割れに

2024.12.18

24年11月の「景気の現状判断」は9ヶ月連続で50ポイント割れに

週間アクセスランキング

1位 2024.12.23

MNEXT 価値と欲望の充当関係とは何か-市民社会の基本原理

2位 2024.06.21

消費者調査データ ビール系飲料(2024年6月版) 首位「スーパードライ」、キリンの新ビール「晴れ風」にも注目

3位 2024.12.26

提言論文 消費者が示すサービスブランドの価値実現率-価値伝達なしの生存はない

4位 2024.03.08

消費者調査データ カップめん(2024年3月版)独走「カップヌードル」、「どん兵衛」「赤いきつね/緑のたぬき」が2位争い

5位 2024.05.10

消費者調査データ エナジードリンク(2024年5月版)首位は「モンエナ」、2位争いは三つ巴、再購入意向上位にPBがランクイン

パブリシティ

2023.10.23

週刊トラベルジャーナル2023年10月23日号に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事「ラーケーションへの視点 旅の価値問い直す大事な切り口」が掲載されました。

2023.08.07

日経MJ「CM裏表」に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事が掲載されました。サントリー ザ・プレミアム・モルツ「すず登場」篇をとりあげています。

ENGLISH ARTICLES

2023.04.17

More than 40% of convenience store customers purchase desserts. Stores trying to entice shoppers to buy desserts while they're shopping.

2023.02.22

40% of men in their 20s are interested in skincare! Men's beauty expanding with awareness approaching that of women

2022.11.14

Frozen Foods' Benefits Are Expanding, and Child-raising Women Are Driving Demand

2022.09.12

The Penetration of Premium Beer, and a Polarization of the Growing Beer Market

2022.06.20

6.9 Trillion Yen Market Created By Women― Will Afternoon Tea save the luxury hotels in the Tokyo Metropolitan Area