半歩先を読む日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net

マーケティング用語集
販売組織のマネジメント
販売組織のマネジメント

 販売組織におけるマネジメントとして大きく

  1. 目標管理
  2. 方針管理
  3. 目標を実現する組織活力をどう高めるか

の3点がポイントとなります。


目標管理

 販売活動の目的は最終的には売上げ・利益で示されますが、それらは活動の結果現れる成果に他なりません。こいう成果を獲得するためにたとえば「配荷率、フェイス獲得数、優位置確保、鮮度維持」の四つを販売課題に設定している食品メーカーもあります。

 このような「販売課題」にブレークダウンして活動目標を設定することが必要です。業界によって商品によってこれら課題は異なりますので自社に適した販売課題設定がポイントです。また、目標管理に売上げ・利益だけでなくこれらの課題の遂行状況管理、効果的な実施管理が必要です。


方針管理

 販売組織のマネジメントのもうひとつの柱が方針管理です。これは自社の方針(企業方針や商品別方針など)を現場に波及させる活動です。企業方針は得意先を担当している販売員によって具体化されることが基本です。目標管理は販売員、マネジャー双方によってなされますが、方針管理はマネジャーの基本任務となります。その手順を示しますと、

  1. 自社のトップ方針、販売方針を具体的に顧客目標に反映させます。(たとえば商品のシェア目標や育成商品目標など)
  2. 部長、課長といったマネジャーの提示にもとづき討議し、どんどん具体的な目標におろしていきます。
  3. 販売員の納得を得ながらさらに具体的な販売計画、行動計画化していきます。

 このような討議・計画プロセスを経てはじめて具体的な方針理解とその計画への反映が可能となります。


組織活力を高める

 このように結果主義でなく、活動プロセスを重視すること、販売員も納得できる目標管理を進めることがまず第一歩となります。



参照コンテンツ


おすすめ新着記事



J-marketingをもっと活用するために
無料で読める豊富なコンテンツ プレミアム会員サービス 戦略ケースの教科書Online


マーケティング用語集

i.co.jp/scto/index.html">

お知らせ

2024.12.19

JMR生活総合研究所 年末年始の営業のお知らせ

新着記事

2024.12.20

消費者調査データ No.418 サブスクリプションサービス 広く利用される「プライムビデオ」、音楽サブスクには固定ファンも

2024.12.19

24年10月の「商業動態統計調査」は7ヶ月連続のプラス

2024.12.19

24年10月の「広告売上高」は、6ヶ月連続のプラス

2024.12.19

24年10月の「旅行業者取扱高」は19年比で83%に

2024.12.18

提言論文 「価値スタイル」で選ばれるブランド・チャネル・メディア

2024.12.18

24年11月の「景気の先行き判断」は3ヶ月連続の50ポイント割れに

2024.12.18

24年11月の「景気の現状判断」は9ヶ月連続で50ポイント割れに

2024.12.17

24年10月の「現金給与総額」は34ヶ月連続プラス、「所定外労働時間」はマイナス続く

2024.12.16

企業活動分析 SGHDの24年3月期はロジスティクス事業不振で2期連続の減収減益

2024.12.16

企業活動分析 ヤマトHDの24年3月期はコスト削減追いつかず3期連続減益

2024.12.13

成長市場を探せ コロナ禍の壊滅的状況からV字回復、売上過去最高のテーマパーク(2024年)

2024.12.12

24年10月の「家計収入」は再びプラスに

2024.12.12

24年10月の「消費支出」は6ヶ月連続のマイナスに

2024.12.11

提言論文 価値スタイルによる生活の再編と収斂

2024.12.10

24年10月は「有効求人倍率」は改善、「完全失業率」は悪化

2024.12.09

企業活動分析 江崎グリコ株式会社 23年12月期は国内外での売上増などで増収増益達成

2024.12.09

企業活動分析 日清食品ホールディングス株式会社 24年3月期は価格改定浸透で増収、過去最高益達成

 

2024.12.06

消費者調査 2024年 印象に残ったもの 「大谷選手」「50-50」、選挙も五輪も超えてホームラン!

2024.12.05

24年11月の「乗用車販売台数」は3ヶ月ぶりのマイナス

週間アクセスランキング

1位 2024.05.10

消費者調査データ エナジードリンク(2024年5月版)首位は「モンエナ」、2位争いは三つ巴、再購入意向上位にPBがランクイン

2位 2024.04.05

消費者調査データ ノンアルコール飲料(2024年4月版) 首位は「ドライゼロ」、追う「オールフリー」「のんある気分」

3位 2024.12.04

提言論文 本格消費回復への転換-価値集団の影響力拡大

4位 2024.03.13

戦略ケース なぜマクドナルドは値上げしても過去最高売上を更新できたのか

5位 2024.03.08

消費者調査データ カップめん(2024年3月版)独走「カップヌードル」、「どん兵衛」「赤いきつね/緑のたぬき」が2位争い

パブリシティ

2023.10.23

週刊トラベルジャーナル2023年10月23日号に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事「ラーケーションへの視点 旅の価値問い直す大事な切り口」が掲載されました。

2023.08.07

日経MJ「CM裏表」に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事が掲載されました。サントリー ザ・プレミアム・モルツ「すず登場」篇をとりあげています。

ENGLISH ARTICLES

2023.04.17

More than 40% of convenience store customers purchase desserts. Stores trying to entice shoppers to buy desserts while they're shopping.

2023.02.22

40% of men in their 20s are interested in skincare! Men's beauty expanding with awareness approaching that of women

2022.11.14

Frozen Foods' Benefits Are Expanding, and Child-raising Women Are Driving Demand

2022.09.12

The Penetration of Premium Beer, and a Polarization of the Growing Beer Market

2022.06.20

6.9 Trillion Yen Market Created By Women― Will Afternoon Tea save the luxury hotels in the Tokyo Metropolitan Area