半歩先を読む日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net

マーケティング用語集
ショールーム
ショールームの目的

 ショールームの狙いは、営業活動との連動を狙った

  1. 重要なエリアの営業強化
  2. これまでの顧客とは違う新しい顧客獲得
  3. 既存顧客に対するさらに質の高いサービス提供
  4. 販売店・販売関与者支援(リテールサポート・ユーザーサポート)

などがあります。

 さらに、企業全体のイメージアップのための

  1. 企業理念などを具体的に表現する場
  2. 企業が社会から「良い会社」である評価を得るための拠点

といった狙いがあります。最近では、アミューズメントコーナーや顧客が自由に使えるコーナーなどを設置して「楽しめる場つくり」にも注力されています。


ショールームに求められるもの

 ショールームは、「体感・実感・実験・納得・シミュレーション」という5つのレベルの機能があります。全ての商品市場で普及限界になった今、顧客の使用経験や知識のストックは増えています。

 顧客の要求する情報のレベルは高度になっており、それに応えるためには5つのレベルでの対応が不可欠になっています。コーディネート提案、体験コーナー、設計・見積サービスなどの装置化がそれです。さらに、情報を提供するだけでなく、「情報を収集」するという視点での活動も重要です。


商談の場

 ショールームの狙いは営業活動の支援です。広報的な施設ではなく、売りに直結する新しい営業装置として、その利用促進、集客手段、販促目標の設定などを考えなくてはなりません。あくまでショールームが営業の前線であるという認識から、流通やユーザーへの情報発信、顧客サービス、場合によってはショールーム員が流通やユーザーに訪問をするなどということも新たなミッションになります。

 営業部隊と連動した活動プロセスの一翼にショールームがあることを認識してください。



おすすめ新着記事



J-marketingをもっと活用するために
無料で読める豊富なコンテンツ プレミアム会員サービス 戦略ケースの教科書Online


マーケティング用語集

お知らせ

2024.12.19

JMR生活総合研究所 年末年始の営業のお知らせ

新着記事

2024.12.20

消費者調査データ No.418 サブスクリプションサービス 広く利用される「プライムビデオ」、音楽サブスクには固定ファンも

2024.12.19

24年10月の「商業動態統計調査」は7ヶ月連続のプラス

2024.12.19

24年10月の「広告売上高」は、6ヶ月連続のプラス

2024.12.19

24年10月の「旅行業者取扱高」は19年比で83%に

2024.12.18

提言論文 「価値スタイル」で選ばれるブランド・チャネル・メディア

2024.12.18

24年11月の「景気の先行き判断」は3ヶ月連続の50ポイント割れに

2024.12.18

24年11月の「景気の現状判断」は9ヶ月連続で50ポイント割れに

2024.12.17

24年10月の「現金給与総額」は34ヶ月連続プラス、「所定外労働時間」はマイナス続く

2024.12.16

企業活動分析 SGHDの24年3月期はロジスティクス事業不振で2期連続の減収減益

2024.12.16

企業活動分析 ヤマトHDの24年3月期はコスト削減追いつかず3期連続減益

2024.12.13

成長市場を探せ コロナ禍の壊滅的状況からV字回復、売上過去最高のテーマパーク(2024年)

2024.12.12

24年10月の「家計収入」は再びプラスに

2024.12.12

24年10月の「消費支出」は6ヶ月連続のマイナスに

2024.12.11

提言論文 価値スタイルによる生活の再編と収斂

2024.12.10

24年10月は「有効求人倍率」は改善、「完全失業率」は悪化

2024.12.09

企業活動分析 江崎グリコ株式会社 23年12月期は国内外での売上増などで増収増益達成

2024.12.09

企業活動分析 日清食品ホールディングス株式会社 24年3月期は価格改定浸透で増収、過去最高益達成

 

2024.12.06

消費者調査 2024年 印象に残ったもの 「大谷選手」「50-50」、選挙も五輪も超えてホームラン!

2024.12.05

24年11月の「乗用車販売台数」は3ヶ月ぶりのマイナス

週間アクセスランキング

1位 2024.05.10

消費者調査データ エナジードリンク(2024年5月版)首位は「モンエナ」、2位争いは三つ巴、再購入意向上位にPBがランクイン

2位 2024.04.05

消費者調査データ ノンアルコール飲料(2024年4月版) 首位は「ドライゼロ」、追う「オールフリー」「のんある気分」

3位 2024.12.04

提言論文 本格消費回復への転換-価値集団の影響力拡大

4位 2024.03.13

戦略ケース なぜマクドナルドは値上げしても過去最高売上を更新できたのか

5位 2024.03.08

消費者調査データ カップめん(2024年3月版)独走「カップヌードル」、「どん兵衛」「赤いきつね/緑のたぬき」が2位争い

パブリシティ

2023.10.23

週刊トラベルジャーナル2023年10月23日号に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事「ラーケーションへの視点 旅の価値問い直す大事な切り口」が掲載されました。

2023.08.07

日経MJ「CM裏表」に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事が掲載されました。サントリー ザ・プレミアム・モルツ「すず登場」篇をとりあげています。

ENGLISH ARTICLES

2023.04.17

More than 40% of convenience store customers purchase desserts. Stores trying to entice shoppers to buy desserts while they're shopping.

2023.02.22

40% of men in their 20s are interested in skincare! Men's beauty expanding with awareness approaching that of women

2022.11.14

Frozen Foods' Benefits Are Expanding, and Child-raising Women Are Driving Demand

2022.09.12

The Penetration of Premium Beer, and a Polarization of the Growing Beer Market

2022.06.20

6.9 Trillion Yen Market Created By Women― Will Afternoon Tea save the luxury hotels in the Tokyo Metropolitan Area