
ROA(Return On Assets:総資産利益率)とは企業の税引き後利益(当期利益)を総資産で割った数値であり、経営資源である総資産をどの程度効率的に活用して利益に結びつけているのか、を示すものです。また、ROE(Return On Equity:自己資本利益率)は当期利益を、株主資本(自己資本)で割って算出するもので、株主の投資がどの程度のリターンを生み出したのかを示すものであり、投資家の投資判断となる指標です。
ともに、企業の総合的な収益性を表す代表的な指標として用いられるものです。
日本でも、近年、株主重視の経営がいわれるなかで、ROEの重要性が高まっています。しかし、大手企業についても、米国企業の多くが10%以上を維持しているのに対して、日本企業の多くは5%以下にとどまっており、収益性の差が目立っています。このため、最近の中期経営計画などで10%以上を目標にする日本企業が多くなっています。
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