企業ドメインとは、「企業の活動の範囲や領域のこと」であり、企業の生存領域を示すものです。自らのドメインをどう定義するかは、その企業の発展の在り方を決定づけることになります。
ドメインという言葉は、企業(全社)レベルの「企業ドメイン」、事業レベルの「事業ドメイン」、また戦略を強く表明する「戦略ドメイン」など、さまざまなレベルで使われています。
企業ドメインの決定とは、企業の戦う領域を決めることであると同時に、戦わない領域を明らかにすることです。その決め方には、製品やサービス・自社の強みである技術から定義する方法、市場ニーズから定義する方法などがあります。
「トマトと野菜カンパニー」を目指すカゴメ、液晶技術を基盤にオンリーワン企業を目指すシャープは前者のケースですし、団塊ジュニアに焦点を当てた展開をする良品計画(ブランド名:無印良品)などは後者のケースとなります。
参照コンテンツ
おすすめ新着記事
消費者調査データ サブスクリプションサービス 広く利用される「プライムビデオ」、音楽サブスクには固定ファンも
調査結果を見ると、「Amazon プライムビデオ」が全項目で首位となった。「プライムビデオ」は認知率で認知率は8割強、利用経験では唯一4割強、今後の利用意向でも3割を超えている。
消費者調査データ シャンプー(2024年11月版) 「ラックス」と「パンテーン」、激しい首位争い
調査結果を見ると、「ラックス(ユニリーバ)」と「パンテーン(P&G)」が複数の項目で僅差で首位を競り合う結果となった。コロナ禍以降のセルフケアに対する意識の高まりもあって、シャンプー市場では多様化、高付加価値化が進んでいる。ボタニカルやオーガニック、ハニーやアミノ酸などをキーワードに多様なブランドが競うシャンプー市場の今後が注目される。
消費者調査データ レトルトカレー(2024年11月版) 首位「咖喱屋カレー」、3ヶ月内購入はダブルスコア
調査結果を見ると、「咖喱屋カレー」が、再購入意向を除く5項目で首位を獲得した。店頭接触、購入経験で2位に10ポイント以上の差をつけ、3ヶ月内購入では2位の「ボンカレーゴールド」のほぼ2倍の購入率となった。