
企業ドメインとは、「企業の活動の範囲や領域のこと」であり、企業の生存領域を示すものです。自らのドメインをどう定義するかは、その企業の発展の在り方を決定づけることになります。
ドメインという言葉は、企業(全社)レベルの「企業ドメイン」、事業レベルの「事業ドメイン」、また戦略を強く表明する「戦略ドメイン」など、さまざまなレベルで使われています。
企業ドメインの決定とは、企業の戦う領域を決めることであると同時に、戦わない領域を明らかにすることです。その決め方には、製品やサービス・自社の強みである技術から定義する方法、市場ニーズから定義する方法などがあります。
「トマトと野菜カンパニー」を目指すカゴメ、液晶技術を基盤にオンリーワン企業を目指すシャープは前者のケースですし、団塊ジュニアに焦点を当てた展開をする良品計画(ブランド名:無印良品)などは後者のケースとなります。
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