
CSRとは、「Corporate Social Responsibility」の頭文字をとった表現で、日本語では一般的に「企業の社会的責任」といわれています。CSRには多くの解釈・議論が存在し、企業が社会に対して負う責任、という文字通りの意味のほかには、現在、国際的に合意されている定義は存在しません。国際的な企業活動の拡大・複雑化、環境問題の深刻化、金融・食品・不動産など相次ぐ企業の不祥事発覚などにより、企業の評価基準としての重要性が注目されるようになっており、ISO(国際標準化機構)による規格化の決定、日本においては経済産業省の委員会発足、経済同友会の指標提示などの動きが見られます。また、企業側でもCSR専門部署を開設するなどCSRの理念を取り入れ、活動につなげる動きが増加してきています。
社会的責任と一言でいっても、責任を果たす必要のある側面は地域や時代によって異なるため、CSRを評価する際にも複数の軸が必要になります。 そのなかで、英環境専門コンサルティング会社サスティナビリティ社のジョン・エルキントン氏が提唱した「トリプル・ボトムライン」の考え方は、企業の活動を「経済(的繁栄)」だけではなく、「社会(的公正)」「環境(的向上)」という三つの側面から評価しようとするもので、CSRの基準として国際的に広く受け入れられています。ボトムラインとは、決算書の最終行、即ち企業損益の最終結果という意味です。
参照コンテンツ
おすすめ新着記事

成長市場を探せ キャッシュレス決済のなかでも圧倒的なボリュームを誇るクレジットカード決済は、2024年、3年連続の2桁成長で過去最高を連続更新するとともに、初の100兆円台にのせた。ネットショッピングの浸透も拡大に拍車をかけている。 キャッシュレス市場の雄、クレジットカードは3年連続過去最高更新(2025年)
キャッシュレス決済のなかでも圧倒的なボリュームを誇るクレジットカード決済は、2024年、3年連続の2桁成長で過去最高を連続更新するとともに、初の100兆円台にのせた。ネットショッピングの浸透も拡大に拍車をかけている。

消費者調査データ トップは「ドライゼロ」、2位を争う「オールフリー」「のんある気分」
アップトレンドが続くノンアルコール飲料。調査結果は「アサヒ ドライゼロ」が首位を獲得、上位にはビールテイストが目立つなかで、「のんある気分」が健闘している。再購入意向では10位内にワインテイストやカクテルテイストの商品も食い込み、ジャンルとしての広がりを感じさせる。

「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 清貧・ゆとり世代が消費を牽引!賞与の使い道は?
近年賃金上昇の流れが広がるなかで、今年の消費を占う意味でも冬季賞与への関心が高まっていた。そこで、冬季賞与がどのように使われているか、「103万円の壁」の問題がどの程度関心を持たれているかを調査した。



