オープンソース(Open Source)とは、プログラムのソースコード(設計図)が無償で公開されており、改変や再配布が認められていること。またそのようなソフトウェアのことをオープンソースソフトウェア(OSS)と呼ぶ。
ただし、完全に自由にして良いということではなく、プログラム/ソフトウェアごとにライセンスによって利用条件が定められている場合がある。例えば改変して再配布する場合に、大元の著作権表示を残すこと、再配布するものにも同様のライセンスが適用されることを定めた「GPLライセンス」などがそれにあたる。
また似た言葉として、「フリーウェア」があくまで「ソフトウェアの無償利用」のみを認めている点で明確に区別されている。
オープンソースの開発・管理・共有プラットフォームとして「GitHub」が有名である。
オープンソースを使うメリットは、以下のようなものが挙げられる。
- 低コスト:自前でプログラムを開発する必要がなく、改変する場合も既存のソースコードを活用することで開発コストが抑えられる
- 拡張性・カスタマイズ性:用途にあわせて機能を拡張したり、カスタマイズすることができる。補完機能や拡張機能がオープンソースで公開されているケースも多い
- 信頼性:ソースコードは誰でも閲覧することができるので、バグや脆弱性が発見・修正されやすい
一方デメリットとしては以下が挙げられる。
- サポート体制:有償ソフトウェアと異なり、サポートが受けられないことが多い
- セキュリティ:誰でも修正ができる反面、悪意のある利用者によって不正なプログラムなどの改ざんの可能性がある
- ライセンスによる制約:先述のとおり、利用に際しては個々のプログラム/ソフトウェアごとに適用されたライセンスに従う必要がある
おすすめ新着記事
消費者調査データ サブスクリプションサービス 広く利用される「プライムビデオ」、音楽サブスクには固定ファンも
調査結果を見ると、「Amazon プライムビデオ」が全項目で首位となった。「プライムビデオ」は認知率で認知率は8割強、利用経験では唯一4割強、今後の利用意向でも3割を超えている。
消費者調査データ シャンプー(2024年11月版) 「ラックス」と「パンテーン」、激しい首位争い
調査結果を見ると、「ラックス(ユニリーバ)」と「パンテーン(P&G)」が複数の項目で僅差で首位を競り合う結果となった。コロナ禍以降のセルフケアに対する意識の高まりもあって、シャンプー市場では多様化、高付加価値化が進んでいる。ボタニカルやオーガニック、ハニーやアミノ酸などをキーワードに多様なブランドが競うシャンプー市場の今後が注目される。
消費者調査データ レトルトカレー(2024年11月版) 首位「咖喱屋カレー」、3ヶ月内購入はダブルスコア
調査結果を見ると、「咖喱屋カレー」が、再購入意向を除く5項目で首位を獲得した。店頭接触、購入経験で2位に10ポイント以上の差をつけ、3ヶ月内購入では2位の「ボンカレーゴールド」のほぼ2倍の購入率となった。