半歩先を読む日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net

公開日:2020年11月05日

消費社会白書2021
コロナな時代のココロ

NEW 2021.01.25 基本集計表のサンプルを公開しました
NEW 2020.12.03 基本集計表の販売を開始しました

発行:2020年11月
定価:11,000円(税込)

 「消費社会白書」の最新刊を今年も発刊いたします!発刊以来18年間の知見とデータから「今」を鋭く分析し、「半歩先」を提案。中長期だけでなく、短期のマーケティング戦略を構築するための基本データが満載!

 本書では紹介しきれなかった、価値意識や消費行動、コロナ対策行動など10のカテゴリ、100以上の調査項目を、性別や年代、ライフステージなど14の分析軸で集計した、基本集計表の販売も行っています。


巻頭言「コロナな時代の絆を結ぶプラットフォームマーケティングの提案 」

 コロナな時代。

 2020年の時代規定は、みなさんに認めて頂けるだろう。

 しかし、戦略立案者には明確に区分すべきことがある。コロナ禍という外的衝撃がもたらした複雑な変化の濾過だ。コロナ禍が新しくもたらした変化は何か、変化に対して生まれている見直しや反動は何か、そして、変化の深部の構造変動は何か。

 「ニューノーマル」という政府の進めるライフスタイルは、新しくもたらされた変化圧力だ。マスクなどの基本的な防疫対策をとり、あらゆる生活場面で社会的距離を確保し、人との対面接触を避ける暮らしだ。この外的圧力に対する反動も生まれている。感染報道が消費支出に影響しなくなった。「Go Toキャンペーン」の異常な盛り上がり。根強い旅行願望。復活し始めたママ友の集まり。そして、構造変動では、社会的距離化や社会分断によって、仲間、会社や地域社会の絆が断たれ、「他者から承認される」機会が減り、個人のアイデンティティが問われるようになった。「あいまいな私」ではすまなくなった。20年ぶりの世代意識の転換で、抑圧された消費が見直されつつある。消費の先送りで高まった購買力は、預貯金として滞留するのではなく、新しい出口を求めている。

 コロナで凍り付いたココロを溶かして、消費を活性化させるのがマーケティングの基本の仕事だ。売り手と買い手の固い絆づくりのプラットフォームマーケティングを進めよう。

2020年11月
代表取締役社長  松田 久一




消費社会白書2021 構成

コロナな時代のココロ

第1章 「きちんとした私」と「ヒトとの結縁」を守る価値意識
  1. (1)大事にしたい価値は「きちんとした私」
  2. (2)日常化するコロナ対応行動
  3. (3)再認識される「人とのつながり」とアイデンティティ意識
  4. (4)コロナが生んだ格差とリーダー層

第2章 消費の宅内充実シフトと潜在欲望が生み出す消費復活
  1. (1)堅実な消費延期と潜在欲望
  2. (2)コロナによる消費抑制インパクトと宅内充実消費
  3. (3)ニューノーマル下で再発見される消費

第3章 宅内食の拡大と高度化
  1. (1)宅内食の拡大
  2. (2)変わる食意識
  3. (3)情報源の拡がりと家事の担い手変化

第4章 買物の効率化と見直される「リアルの強さ」
  1. (1)コロナ禍で拡がるチャネル間の格差
  2. (2)リアル購買行動の効率化
  3. (3)店内購買行動と選択の手がかり
  4. 【コラム】階層意識が上がるにつれて、キャッシュレスは定着

第5章 拡がる職住接近のライフスタイル
  1. (1)根強い都市への志向
  2. (2)拡がる共働き職住接近スタイル
  3. (3)高まる住まいへのニーズ
  4. 【コラム】在宅勤務を通じて志向される複数拠点生活

第6章 激変した仕事と余暇、問われる生きがい
  1. (1)定着する在宅勤務スタイル
  2. (2)加速した職業格差
  3. (3)コロナ禍で問われる生きがい
  4. (4)宅内余暇化と高まる旅行への願望
  5. 【コラム】コロナ禍で視聴されたコンテンツ

補遺
  1. (1)調査設計
  2. (2)対象者プロフィール
  3. (3)世代区分
  4. (4)図表索引

価格・プレミアム会員年会費セット割引

「J-marketing プレミアム会員サービス」とのセット割引もご用意しています。


●「消費社会白書2021」+プレミアム会員(個人)年会費セット
  「消費社会白書2021 (11,000円)」
    +J-marketing.netプレミアム会員(個人)年会費(10,000円)
  合計 21,000円 → 合計 15,000円(セット割引 6,000円OFF)でご提供

※セット割引は個人でお申込みの方に限らせていただきます。
※プレミアム会員登録手続き完了まで1~2営業日程度頂戴する場合がございます。
※既に個人プレミアム会員に登録済みの方も、一律上記セット価格にてご継続手続きを承ります。
※プレミアム会員サービスについてはこちらをご覧ください。

基本集計表について

EXCEL形式 定価:50,000円(税込)

「消費社会白書2021」では網羅しきれなかった価値意識や消費行動、コロナ対策行動など10のカテゴリ、100以上の調査項目を、性別や年代、ライフステージなど14の基本属性を軸に集計しました。

設問項目の目次と集計軸(基本属性)は以下からご覧下さい。

基本集計表 目次

集計表のイメージを詳しく知りたいというご要望にお応えして、一部設問を抜粋したサンプルPDFをご用意しました。

基本集計表 サンプル

カスタム集計サービスも行っています。ご相談・お見積りはこちらからお気軽にお問い合わせ下さい。


ご購入

※「消費社会白書2021」はPDF版でのご提供となります。予めご了承下さい。
※お申込完了後1~2営業日程度でダウンロードURLをお知らせいたします。
※書籍版の在庫も若干数ございますが、ご希望の場合は別途お問い合わせ下さい。



>>JMR生活総合研究所の書籍一覧

>>消費社会白書 バックナンバーはこちら

ネクスト戦略ワークショップ講演録

新着記事

2024.11.15

24年9月の「現金給与総額」は33ヶ月連続プラス、「所定外労働時間」はマイナス続く

2024.11.14

24年9月の「消費支出」は5ヶ月連続のマイナスに

2024.11.14

24年9月の「家計収入」は5ヶ月ぶりのマイナス

2024.11.13

24年9月は「完全失業率」、「有効求人倍率」とも改善

2024.11.12

企業活動分析 ローソンの23年2月期は、「地域密着×個客・個店主義」徹底し増収増益

2024.11.12

企業活動分析 セブン&アイHDの24年2月期は海外事業の影響で減収も過去最高益を更新

2024.11.11

24年10月の「乗用車販売台数」は2ヶ月連続のプラス

2024.11.08

消費者調査データ No.416 レトルトカレー(2024年11月版) 首位「咖喱屋カレー」、3ヶ月内購入はダブルスコア

2024.11.07

企業活動分析 楽天グループの23年12月期は27期連続増収も、モバイルへの投資で4期連続の赤字

2024.11.07

24年9月の「新設住宅着工戸数」は5ヶ月連続のマイナス

2024.11.06

「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 伸長するパン市場  背景にある簡便化志向や節約志向

2024.11.05

企業活動分析 ファンケルの24年3月期算は国内売上がけん引し、3期ぶりの増収増益へ

2024.11.05

企業活動分析 コーセーの23年12月期は、国内好調も中国事業低迷で増収減益に

2024.11.01

成長市場を探せ コロナ禍の落ち込みから再成長する惣菜食市場(2024年)

2024.10.31

月例消費レポート 2024年10月号 消費は緩やかな改善が続いている-政治が消費回復のリスクに

2024.10.31

消費からみた景気指標 24年8月は6項目が改善

2024.10.30

24年8月の「広告売上高」は、4ヶ月連続のプラス

2024.10.30

24年9月の「ファミリーレストラン売上高」は31ヶ月連続プラス

2024.10.30

24年9月の「ファーストフード売上高」は43ヶ月連続のプラスに

週間アクセスランキング

1位 2024.10.29

MNEXT やはり起こった「雪崩」現象―「岩盤保守の正体」

2位 2024.03.13

戦略ケース なぜマクドナルドは値上げしても過去最高売上を更新できたのか

3位 2017.09.19

MNEXT 眼のつけどころ なぜ日本の若者はインスタに走り、世界の若者はタトゥーを入れるのか?

4位 2024.03.08

消費者調査データ カップめん(2024年3月版)独走「カップヌードル」、「どん兵衛」「赤いきつね/緑のたぬき」が2位争い

5位 2024.09.24

MNEXT 価値で捉え、群れ集団を狙えー2025年のマーケティング

パブリシティ

2023.10.23

週刊トラベルジャーナル2023年10月23日号に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事「ラーケーションへの視点 旅の価値問い直す大事な切り口」が掲載されました。

2023.08.07

日経MJ「CM裏表」に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事が掲載されました。サントリー ザ・プレミアム・モルツ「すず登場」篇をとりあげています。

ENGLISH ARTICLES

2023.04.17

More than 40% of convenience store customers purchase desserts. Stores trying to entice shoppers to buy desserts while they're shopping.

2023.02.22

40% of men in their 20s are interested in skincare! Men's beauty expanding with awareness approaching that of women

2022.11.14

Frozen Foods' Benefits Are Expanding, and Child-raising Women Are Driving Demand

2022.09.12

The Penetration of Premium Beer, and a Polarization of the Growing Beer Market

2022.06.20

6.9 Trillion Yen Market Created By Women― Will Afternoon Tea save the luxury hotels in the Tokyo Metropolitan Area