半歩先を読む日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net

公開日:2021年11月05日

消費社会白書2022
コロナからの、KAITOU

NEW 2021.12.08 基本集計表、ワークショップ講演動画の販売を開始しました

発行:2021年11月
定価:11,000円(税込)
巻頭言

 「コロナからの、KAITOU」

 2021年に2022年のみなさんに送るわたしたちのメッセージです。コロナによって、とりもどせるはずの「あたりまえの日常」は、はるか遠くにあるのかもしれません。消費のマインドは凍結してしまいました。

 コロナに今どんな回答(KAITOU)をすればいいのか?どんな解答(KAITOU)があり、どんな解凍(KAITOU)の方法があるのか?

 事実を提示し、みなさんに少しでもヒントを提供できればと存じます。

 コロナは「あたりまえの日常」を奪いました。同時に、糊塗されていた不都合を暴きだしました。残業代のない会社、ボーナス格差、働き方格差は、もう元には戻りません。20代では年収で100万円以上の差がでています。年収減少や不確実性の高い層は、来年の消費の回復はありません。

 このような消費市場にどう対応していくか。具体的には、消費の牽引層を見極め、重点層をスライドさせていくセグメントであり、自社商品サービスの経験財化であり、人々の「認知の歪み」を踏まえた新たなブランディングであり、全てのチャネルが周辺化するなかで専門チャネルへの対応をすすめることです。

 2022年、消費者のこころに迫り、凍結された消費マインドを解凍するマーケティングを進めましょう。

2021年11月
代表取締役社長  松田 久一




消費社会白書2022 構成

コロナからの、KAITOU

第1章 あたりまえの日常への希求と強まる「ひとり本位」志向
  1. 【1】充実した日々への希求と価値観の世代対立
  2. 【2】高いコロナ不安
  3. 【3】「ひとり本位」の価値観と単独化
  4. 【コラム】日本における「個人主義」の捉え方

第2章 凍結する消費、緩やかに溶解する潜在購買力
  1. 【1】延期された消費回復
  2. 【2】蓄積する購買力
  3. 【3】緩やかな段階的消費回復

第3章 現在消費をリードする40代女性
  1. 【1】20代と40代女性がリードする消費
  2. 【2】40代女性で伸びる日常的支出と余暇レジャー
  3. 【3】消費を牽引する40代女性の典型ケース

第4章 クラフト志向の食生活へ
  1. 【1】手作りメニューが中心の夕食
  2. 【2】創意工夫を求める内食
  3. 【3】クラフト志向のリード層

第5章 消費高度化対応の鍵は経験財-パンとスマホの事例
  1. 【1】消費の成長を促してきた選択的サービス支出
  2. 【2】充実した食体験がもたらすパン食の満足
  3. 【3】経験によって高まるスマホ・アプリの満足
  4. 【4】高収入層が牽引するEG化

第6章 ブランドロイヤリティ形成のための行動経済学的アプローチ
  1. 【1】ブランドの重要度と選択負荷軽減効果
  2. 【2】歪むブランド評価
  3. 【3】歪みをもたらすさまざまな心理効果
  4. 【コラム】iPhoneにみるコーポレートメッセージの重要性

第7章 中心チャネルの周辺化
  1. 【1】GMSを支えた中流ライフスタイル
  2. 【2】利用チャネルの周辺化
  3. 【3】拡大するマルチショッパーへの対応

補遺
  1. 【1】調査設計
  2. 【2】対象者プロフィール
  3. 【3】心理世代の区分と近年の共通体験
  4. 【4】価値観の因子分析結果
  5. 【5】各ブランドの属性評価と好意度の相関係数一覧
  6. 【6】さまざまな心理効果一覧
  7. 図表索引

価格・プレミアム会員年会費セット割引

「J-marketing プレミアム会員サービス」とのセット割引もご用意しています。


●「消費社会白書2022」+プレミアム会員(個人)年会費セット
  「消費社会白書2022 (11,000円)」
    +J-marketing.netプレミアム会員(個人)年会費(10,000円)
  合計 21,000円 → 合計 15,000円(セット割引 6,000円OFF)でご提供

※セット割引は個人でお申込みの方に限らせていただきます。
※プレミアム会員登録手続き完了まで1~2営業日程度頂戴する場合がございます。
※既に個人プレミアム会員に登録済みの方も、一律上記セット価格にてご継続手続きを承ります。
※プレミアム会員サービスについてはこちらをご覧ください。

基本集計表について

EXCEL形式 定価:55,000円(税込)

「消費社会白書2022」では網羅しきれなかった価値観や食意識、ブランド、買い物行動など4のカテゴリ、約100の調査項目を、性別や年代、ライフステージなど12の基本属性を軸に集計しました。

設問項目の目次と集計軸(基本属性)は以下からご覧下さい。

基本集計表 目次

集計表のイメージを詳しく知りたいというご要望にお応えして、一部設問を抜粋したサンプルPDFをご用意しました。

基本集計表 サンプル

カスタム集計サービスも行っています。ご相談・お見積りはこちらからお気軽にお問い合わせ下さい。


講演動画について

2021年11月11日開催の「ネクスト戦略ワークショップ」の講演を録画でご覧いただけます。

プレミアム会員セットには弊社代表取締役社長 松田久一の講演セッションの動画視聴も含まれます。

ワークショップの詳細についてはこちらをご覧下さい。

価格表

  • セッション1. 2022年の消費の読み方と価値拡張マーケティング
     ※以下のセット販売に含まれます
     消費社会白書+プレミアム会員セット 15,000円
     消費社会白書+基本集計表+プレミアム会員セット 65,000円
  • セッション2. コロナからの、KAITOU 5,000円
  • セッション1+セッション2 10,000円

「消費社会白書2022 ご購入フォーム」よりお申し込み下さい


ご購入

※「消費社会白書2022」はPDF版でのご提供となります。予めご了承下さい。
※お申込完了後1~2営業日程度でダウンロードURL(または動画視聴URL)をお知らせいたします。
※書籍版の在庫も若干数ございますが、ご希望の場合は別途お問い合わせ下さい。



>>JMR生活総合研究所の書籍一覧

>>消費社会白書 バックナンバーはこちら

参照コンテンツ

新着記事

2024.10.23

24年8月の「旅行業者取扱高」は19年比で68%に

2024.10.22

24年8月の「商業動態統計調査」は5ヶ月連続のプラス

2024.10.21

企業活動分析 エスビー食品24年3月期は営業利益44%増の増収減益へ

2024.10.21

企業活動分析 ハウス食品グループ本社の24年3月期は増収減益へ

2024.10.18

消費者調査データ 植物性ミルク(2024年10月版) 「キッコーマン 豆乳」全項目首位で抜群の強さ

2024.10.17

24年9月の「景気の現状判断」は7ヶ月連続で50ポイント割れに

2024.10.17

24年9月の「景気の先行き判断」は再び50ポイント割れに

2024.10.16

24年7月の「現金給与総額」は31ヶ月連続プラス、「所定外労働時間」はマイナス続く

2024.10.15

企業活動分析 エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社 2024年3月期はインバウンド売上高が過去最高で増収大幅増益に

2024.10.15

企業活動分析 株式会社 高島屋24年2月期は円安による客単価や入店客数の増加で増収増益

2024.10.10

24年8月は「完全失業率」は改善、「有効求人倍率」は悪化

2024.10.09

24年8月の「消費支出」は4ヶ月連続のマイナスに

2024.10.09

24年8月の「家計収入」は4ヶ月連続のプラス

2024.10.08

企業活動分析 味の素の24年3月期は販売単価の上昇や為替の影響で過去最高益を更新

2024.10.07

MNEXT 価値の根拠は何か―欲望を充当するもの(要約版)

2024.10.07

企業活動分析 株式会社ニトリHD24年3月期は決算期変更の影響もあり減収減益

2024.10.04

消費者調査データ 紅茶飲料(2024年10月版) 首位「午後の紅茶」、「紅茶花伝」に水をあける

2024.10.03

24年9月の「乗用車販売台数」は2ヶ月ぶりのプラス

2024.10.02

24年8月の「新設住宅着工戸数」は4ヶ月連続のマイナス

2024.10.01

MNEXT 日本人消滅論の錯覚―世相批判の論理(2024年)

2024.09.30

企業活動分析 しまむらの24年2月期は全事業で既存店1店舗当たりの売上高が上昇し増収増益へ

2024.09.30

企業活動分析 ファーストリテイリング23年8月期は売上・営業利益ともに3期連続で過去最高を達成

週間アクセスランキング

1位 2024.10.07

MNEXT 価値の根拠は何か―欲望を充当するもの(要約版)

2位 2017.09.19

MNEXT 眼のつけどころ なぜ日本の若者はインスタに走り、世界の若者はタトゥーを入れるのか?

3位 2024.03.13

戦略ケース なぜマクドナルドは値上げしても過去最高売上を更新できたのか

4位 2024.04.05

消費者調査データ ノンアルコール飲料(2024年4月版) 首位は「ドライゼロ」、追う「オールフリー」「のんある気分」

5位 2024.02.02

成長市場を探せ コロナ禍乗り越え再び拡大するチョコレート市場(2024年)

パブリシティ

2023.10.23

週刊トラベルジャーナル2023年10月23日号に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事「ラーケーションへの視点 旅の価値問い直す大事な切り口」が掲載されました。

2023.08.07

日経MJ「CM裏表」に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事が掲載されました。サントリー ザ・プレミアム・モルツ「すず登場」篇をとりあげています。

ENGLISH ARTICLES

2023.04.17

More than 40% of convenience store customers purchase desserts. Stores trying to entice shoppers to buy desserts while they're shopping.

2023.02.22

40% of men in their 20s are interested in skincare! Men's beauty expanding with awareness approaching that of women

2022.11.14

Frozen Foods' Benefits Are Expanding, and Child-raising Women Are Driving Demand

2022.09.12

The Penetration of Premium Beer, and a Polarization of the Growing Beer Market

2022.06.20

6.9 Trillion Yen Market Created By Women― Will Afternoon Tea save the luxury hotels in the Tokyo Metropolitan Area