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2024年2月期の連結決算は、売上高2,070億円(前年比6.5%増)、営業利益64億円(同28.0%増)、経常利益68億円(同47.4%増)と、売上高は2,000億円台を回復、営業利益は過去最高益の増収増益となった。売上高は、主力である食品関連事業で新型コロナウイルス感染症による悪化影響からの回復が進み、1,807億円(前年比6.5%増)。営業利益は、食品関連事業で原材料価格や労働コスト上昇の影響を受けたものの、売上回復効果や商品規格の見直しなどにより59億円(同17.6%増)と、食品関連事業の回復の貢献度が高い。なお、食品製造設備関連事業は、大型案件があり、売上高は21億円(同322.2% 増)となったものの、重要性が乏しくなったと判断し、2024年2月29日に事業撤退した。2024年度は、売上高は国内外の新工場が寄与し、過去最高を更新。営業利益は、海外の大幅増益も、国内の工場再編に伴う先行投資や製造コストの増加により減益を見込む。2023年度より始まった、5か年中期経営計画により、国内食品事業・海外(米国)事業への集中による成長軌道の盤石化、グループ関連事業の収益体質の強化に取り組む。
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