キリンビバレッジの2007年12月決算は増収減益であった。国内販売数量は、基盤ブランドが好調で、過去最高を更新し、業界を上回る成長を果たした。一方、 基盤ブランドの「生茶」 は緑茶戦争により苦戦、さらに原材料、販促費、物流費などのコスト増加が減益要因となった。成果を生みつつある。今後は、国内市場では飲料セグメントの中核企業としてコカ・コーラに次ぐ国内ナンバー2(現在はサントリー)のポジション獲得を目指しつつ、中国上海を中心とした海外展開(アジア・オセアニアがターゲット)が、成長の鍵を握る。
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