ロート製薬の現在の戦略は...
ウェルビーイング基点の新成長戦略
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ロート製薬の2022年3月期の連結決算は、売上高1,996億円(前年同期比10.1%増)、営業利益293億円(同27.7%増)、経常利益291億円(同21.6%増)と増収増益となった。新型コロナの影響で売上を落とした前年からV字回復し、売上、収益とも過去最高となった。続く新型コロナ流行の影響や中国のゼロコロナ政策による経済減速、原油価格の高騰や原材料高などの厳しい状況ではあったが、ワクチン接種や経済活動再開による消費マインドの回復による増収に加え、販売費と一般管理費の効率的活用の結果、大幅な増益となった。国内では高額目薬や花粉症対策目薬が増収となったことや、日焼け止めやスキンケア商品がコロナ前を上回る水準に回復したことで増収となった。海外では、アメリカにおける目薬の増収、ヨーロッパでの主力の消炎鎮痛剤の好調と目薬市場の開拓、アジアでの日焼け止めとリップクリームの回復傾向があり、セグメント全体で増収となった。2022年度も引き続き予断を許さない環境が続くが、事業環境の変化や、ニーズの変化に的確に対応した新商品を開発し、幅広い企業との連携を図ることで、売上高2,180億円、営業利益280億円、経常利益280億円を見込む。
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参照コンテンツ
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