パナソニックHDの現在の戦略は...
B2B企業へのシフト戦略
現在の戦略を1シートにまとめた「戦略分析シート」公開中!
「戦略200+ 企業活動分析」をベースに、業界魅力度や競争地位、戦略経営など、企業が置かれている局面をひと目で一覧できます。
手軽に局面を把握したいときは「戦略分析シート」、より深掘りしたいときは従来の「企業活動分析」と、目的にあわせてご利用ください。※「戦略分析シート」は戦略局面にあわせて随時更新します。
こちらから「戦略分析シート」のダウンロードをご利用ください。
パナソニックホールディングスの2024年3月期の連結決算は、売上高8兆4964億円(前年比1.4%増)、営業利益3,610億円(同25.1%増)と増収増益となった。売上高は、インダストリー・エナジーが減収も、オートモーティブ・コネクトの販売増に加え、為替換算により、増収。営業利益は、インダストリーが減益となったが、くらし事業・オートモーティブ・コネクトの増益に加え、IRA補助金(エナジー)により、724億円の増益となった(ただし IRA補助金*868億円を除くベースでは減益)。2024年度は、「グループ全体で覚悟をもって 収益性改善を断行」をテーマに、投資領域の事業基盤強化(車載電池・空質空調・SCMソフトウエア)、事業ポートフォリオの厳格管理、グループの体質強化の3本柱に取り組み、オートモーティブ・エナジーは減収増益も、くらし事業・コネクト・インダストリーは増収増益を見込んだ結果、売上高は8兆6,000億円、営業利益3,800億円(IRA補助金除くと2,930億円)、ROE7.0%の見通しだ。2022~2024年度の中期戦略の総括として、キャッシュフロー重視の経営が定着(アビオニクス/車載コックピットシステム等)したことを成果としているが、グループ投資領域で収益を出せなかったこと(車載電池とA2W**)、収益を支えるべき事業で大幅な計画未達を課題として挙げている。結果として、中期戦略の最終年度に当たり、KGI3指標のうち2指標が未達で、「投資領域を含む 多くの事業で目指した収益性に至らず株主・投資家をはじめ皆様のご期待に応えられていない」と総括している。
企業活動分析/戦略分析シートのご利用には有料の会員登録が必要です。
本コンテンツでは、企業の戦略や活動を当社独自のフレームに沿って時系列で整理しています。
各企業の決算情報やニュースリリースをチェックする手間をかけることなく、戦略や事業環境を素早く把握できます。競合比較や業界分析などに幅広くご活用ください。
現在、企業活動分析/戦略分析シートのサンプルを無料公開しています。無料会員への登録でダウンロードできますので、ぜひお試しください。
ひと目で現在の戦略がわかる!
戦略分析シートのダウンロード
強み・弱み、時系列表でもっと深掘りしたい!
企業活動分析レポートのダウンロード
- バックナンバー
企業活動分析に関する基調論文
参照コンテンツ
- 戦略ケース 地域家電専門店のやっとの復活 - 松下電器のSPS戦略(2008年)
- 戦略ケース 松下のSDカード・プラットフォーム戦略(2004年)
- JMRからの提案 明日のクルマはどこに飛ぶのか―次世代モビリティ展望(2022年)
- JMRからの提案 EVが変える市場と競争-「拡・自動車市場」への脱成熟と自動車メーカーの脱皮(2021年)
- 戦略ケース 自動車メーカーの生き残り戦略 ―移動システム産業で成功するためには(2018年)
- MNEXT 2023年の消費と戦略経営~マーケティングの6つの革新~(2022年)
- MNEXT アフターコロナの本格マーケティング 2023年の消費を捉える10のポイント(2022年)
- MNEXT 眼のつけどころ Z世代攻略の鍵は時代にあり(2022年)
- MNEXT 眼のつけどころ 値上げの時代の生き残りマーケティング(2022年)
競合他社の業績と比較分析する
おすすめ新着記事
消費者調査データ レトルトカレー(2024年11月版) 首位「咖喱屋カレー」、3ヶ月内購入はダブルスコア
調査結果を見ると、「咖喱屋カレー」が、再購入意向を除く5項目で首位を獲得した。店頭接触、購入経験で2位に10ポイント以上の差をつけ、3ヶ月内購入では2位の「ボンカレーゴールド」のほぼ2倍の購入率となった。
「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 伸長するパン市場 背景にある簡便化志向や節約志向
どんな人がパンを食べているのか調べてみた。主食として1年内に食べた頻度をみると、食事パンは週5回以上食べた人が2割で、特に女性50・60代は3割前後と高かった。パン類全体でみると、朝食で食事パンを食べた人は女性を中心に高く、特に女性50代は6割以上であった。
「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 伸長するパン市場 背景にある簡便化志向や節約志向
どんな人がパンを食べているのか調べてみた。主食として1年内に食べた頻度をみると、食事パンは週5回以上食べた人が2割で、特に女性50・60代は3割前後と高かった。パン類全体でみると、朝食で食事パンを食べた人は女性を中心に高く、特に女性50代は6割以上であった。