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公開日:2023年12月06日

戦略200+・企業活動分析
本田技研工業株式会社
23年3月期は二輪過去最高も諸経費増加で増収減益に

本田技研工業の現在の戦略は...
EV新需要創出戦略
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「戦略200+ 企業活動分析」をベースに、業界魅力度や競争地位、戦略経営など、企業が置かれている局面をひと目で一覧できます。
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2022年3月期決算の総括

本田技研工業の2023年3月期連結決算は、売上収益16兆9,077億円(前期比16.2%増)、営業利益7,808億円(同10.4%減)の増収減益となった。二輪事業における増加や為替換算による増加影響などにより増収となったが、販売影響による利益減や品質関連費用を含む諸経費の増加などにより減益。事業別には、二輪事業は売上台数の増加や為替換算による増加影響などにより、売上収益2兆9,090億円(同 33.1%増)、営業利益は過去最高の4,887億円(同 56.9%増)。四輪事業については、為替換算による増加影響などにより、売上収益10兆5,935億円(同 15.2%増)ながら、販売台数の減少や品質関連費用を含む諸経費の増加などにより166億円の営業損失(前期は2,362億円の営業利益)となった。現在は、世の中に「存在を期待される企業」であり続けるため、「すべての人に、"生活の可能性が拡がる喜び"を提供する」ことを2030年ビジョンとして掲げ、「地球環境負荷ゼロ」「交通事故死者ゼロ」「新たな価値創造」を目指し、さまざまな取り組みを行っている。2023年度については、これまで構築してきた事業体質をさらに改善させるとともに、半導体の安定調達など、サプライチェーンの強化にも取り組み、工場の稼働率を改善させ、四輪車の販売台数435万台、営業利益は過去最高の1兆円を計画している。


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