イオンの現在の戦略は...
PB強化とデジタルシフトによる垂直統合戦略
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イオン株式会社の2024年2月期連結決算は、営業収益9兆5,536億円(前年同期比4.8%増)、営業利益2,508億円(同19.6%増)と、いずれも過去最高を更新し増収増益となった。営業収益は全てのセグメントが増収。営業利益は、主力の小売事業を構成するGMS事業、SM事業、DS事業では、プライベートブランドのトップバリュを戦略の中心に据えた商品本位の改革やDXを活用した生産性向上のほか、収益構造改革を軸にしたコストコントロールに取り組み、増益。ディベロッパー事業、サービス・専門店事業では、社会経済活動の正常化で客足の回復が進んだことから、増益となった。一方で、営業債権残高に合わせて貸倒引当金繰入額が増加した総合金融事業のほか、各国のマクロ経済環境悪化の影響が顕著となっている国際事業と、コロナ対策関連商品の需要減の影響を受けたヘルス&ウエルネス事業が減益となった。 2025年2月期については、「2021~2025年度中期経営計画」で掲げた5つの成長戦略(デジタルシフトの加速と進化、サプライチェーン発想での独自価値の創造、新たな時代に対応したヘルス&ウエルネスの進化、イオン生活圏の創造、アジアシフトの更なる加速)に加え、「環境・グリーン」への取り組みを加速することで、さらなる収益性改善を進め、営業収益は過去最高の10兆円、営業利益・経常利益は過去最高益、全てのセグメントでの増益を目指す。
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