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公開日:2014年05月23日

戦略200+・企業活動分析
ユニーグループ・ホールディングス株式会社(旧:サークルKサンクス)
14年2月期は二桁減益。主力事業での減益響く
2014年2月期決算の総括

ユニーグループ・ホールディングスの2014年2月期の連結決算は、営業収益(売上高と営業収入の合計)1兆321億円(前年同期比0.2%増)、営業利益253億円(同27.7%減)と増収減益となった。事業別にみると、ユニーが中核となる総合小売業は営業収益7,999億円(前年同期比1.0%増)、営業利益122億円(同14.1%減)、サークルKサンクスが中核のCVS事業は営業収益1,485億円(前年同期比3.8%減)、営業利益95億円(同43.5%減)と、主力2事業で販管費の増加などにより計画を下回る減益であった。グループシナジーを最大化する戦略として、ユニーからは日用雑貨MDや冷凍食品、サークルKサンクスからは惣菜やスイーツなど、それぞれが強みを持つ商品を相互還流させ、高価格帯PB『プライムワン』拡大と合わせて荒利率の改善を図る。ユニーでは、北欧雑貨「ラガハウス」の出店や大規模改装などにより、GMS業態の「アピタ」直営売場の"専門店化"を推進するほか、独自の電子マネー「ユニコカード」を導入。今期はサークルKサンクス全店に「ユニコ」を導入する計画である。今後は、出店を加速させているミニスーパー「ミニピアゴ」や生鮮・惣菜強化型CVSなど、小商圏対応の業態戦略の成否が注目される。

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