ロイヤルHDの現在の戦略は...
グループシナジーを再構築する多角化戦略
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ロイヤルホールディングスの2023年12月期の連結決算は、売上高1,389億円(前期比33.6%増)、営業利益61億円(同77.1%増)、経常利益53億円(同44.2%増)と、増収増益となった。行動制限の緩和や個人消費の持ち直し、インバウンド需要の拡大に伴い、各事業セグメントにおいて需要が回復。ハイウェイロイヤル(株)の連結子会社化によるコントラクト事業の大幅な増収効果もあった。セグメント別では、外食事業は「ロイヤルホスト」で世界各国の料理をロイヤルホスト風にアレンジしたフェアを開催するなど、高付加価値商品を提供。「てんや」においてはオペレーションの効率化を実現した次世代型店舗を3店舗出店。これらの施策により、両ブランドが15ヶ月連続でコロナ禍前の水準を超過し、その他のブランドも好調に推移した。コントラクト事業やホテル事業は、インバウンド需要や国内観光需要が活性化し売り上げが堅調だった。ホテル事業では販売価格の適正化を企図したレベニューマネジメントシステムを導入し、収益力を強化。食品事業はグループ店舗の好調を受けて内部向けの製造販売量が増加した。2022年度からの中期経営計画の最終年にあたる2024年度は、引き続き「時間や場所にとらわれない"食"&"ホスピタリティ"の提供」をビジョンに据え、「既存領域の収益性向上」と「事業創造領域の強化」を掲げる。具体的には、高付加価値商品の提供やデジタルを活用した業務効率化により、各種コスト増への対応を推進し、売上高1,473億円、営業利益66億円、経常利益57億円を見込む。
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