80年代後半以降のアイワの経営実績をみると、売上高・営業利益(連結)ともに97年まで一貫して増加を続けたものの、97年を境に下降トレンドに転じ、4年連続の減収減益、99年以降3年連続の営業赤字となっている。
親会社のソニーは、アイワの自立再建を困難と判断し、先ごろアイワを完全子会社とする旨を発表した。アイワはソニー本体に事実上取り込まれ、アイワブランドの商品企画・販売会社として、中国や韓国の家電メーカーに対抗する低価格ブランドとして生き残りを目指す。何がアイワを転落させたのか。
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