しかし、現在「カフェ ネスカフェ」は、東京原宿、神戸三宮、福岡博多の3店舗しかない。これをわずか3年で1,000店舗にしようというのである。具体的には、街の中小零細店のチェーン化である。この手法はユーシーシーホールディングス(UCC)やキーコーヒーが先行しており、店の本来の屋号と併せ、「カフェ ネスカフェ」の看板を提供するやり方である。
加盟店の最大のメリットは、ネスレが無償提供するという最上位機種の業務用コーヒーマシンである。1台100万円以上するというこのマシンはカフェラテやカプチーノなど多様なメニューが安価に提供できる。また、先行する同業との差別化として、外食コンサルタントと連携し、店づくりやメニュー開発、さらには経営指導まで手掛けるという。
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