(2014.02)
風雲急を告げる外食業界-元気寿司、リンガーハット 他
国内市場での胃袋争奪戦と海外進出
マネジャー 川口 健一
構成
1.回復基調の外食産業。一方で業態格差が鮮明に
2.国内での新規出店のチャンスも、景気が回復すると人材不足のジレンマ
3.海外進出による拡大を目指す
4.そして再編の波が押し寄せる
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1.回復基調の外食産業。一方で業態格差が鮮明に
図表1.外食業態別の売上高(全店ペース)の前年比推移 |
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図表2.外食産業 売上高・利用客数・ 客単価・店舗数の推移(全体) |
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日本フードサービス協会会員社による外食産業市場動向調査の2013年暦年(1-12月)の年間売上高は全業態トータルで100.7%と2年連続で前年を上回った(図表1)。2008年9月のリーマンショックの影響を受けた市場が減速した2009年、さらに東日本大震災が直撃した2011年に前年比マイナスとなったことで外食産業の縮小トレンドが懸念された。2012年こそ震災の反動でプラスとなったが、2013年はアベノミクス効果の景気回復もあり、回復基調を強めた。注目すべきは5年ぶりに前年比プラスとなった客単価である(図表2)。長らく続いた『デフレ外食=低価格競争』からの脱却の兆しが見えたことは今後への好材料となっている。また、主要企業の月次業績の推移をみると、既存店が前年比プラスとなっている企業が多く、新規出店依存から脱する方向にある。
全体では回復基調にある外食産業だが、一方で懸念材料もある。
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