半歩先を読む日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net

(2016.09)
シェイクシャックは日本で第二のスタバになれるのか
本コンテンツは、「ITmedia」(アイティメディア株式会社)に2016年8月31日に掲載された記事のオリジナル原稿です。
本コンテンツの全文は、有料会員サービスでの公開となっております。
ご利用には有料の会員登録が必要です。
ご登録済みの方は、こちらから全文をご利用ください。
会員のご登録はこちらをご覧ください。

 昨年11月、ニューヨークで人気のハンバーガーショップ、シャイクシャックが外苑いちょう並木(東京都港区)に日本1号店をオープンさせた。今年4月には恵比寿にも出店し、現在日本国内2店舗となった。2020年までに10店舗を開業予定だ。シェイクシャックは好業績が続いており、2016年の売上見通しを当初予想の2.42億ドル(約254億円)から2.45~2.49億ドル(約257億円~261億円)に引き上げた。

 日本での展開は、スターバックスの日本導入を成功させた実績を持つサザビーリーグ(東京都渋谷区)が独占契約を結んだ。スターバックスの参入は、日本で喫茶店や低価格コーヒーチェーンとは異なる新しい市場をつくり市場全体を活性化させた。シェイクシャックは日本のハンバーガー市場で新しい市場をつくれるのか、その可能性と条件を探ってみたい。


シェイクシャックの強さ

 シェイクシャックは、2001年にNYのマディソンスクエアパークにホットドッグカートを出店したのがはじまりで創業は2004年。2015年1月には、ニューヨーク証券取引所に上場した。現在は世界9ヶ国に78店舗を展開し急成長している。

 日本でも開店から8ヶ月が経過したにもかかわらず、外苑いちょう並木店には週末になると長い行列ができている。日本人はもともと行列好きといわれるが、ニューヨークの1号店もいまだに平均1時間待ちの行列だという。行列しても食べたいシェイクシャックの強さは三つある。

第二のスタバとして新たな市場を想像できるか?シェイクシャックの強みとは【続きを読む】(有料会員向け)
※会員のご登録はこちらをご覧ください。

参照コンテンツ


業界の業績と戦略を比較分析する


おすすめ新着記事

消費者調査データ カップめん(2025年4月版)別次元の強さ「カップヌードル」、2位争いは和風麺
消費者調査データ カップめん(2025年4月版)別次元の強さ「カップヌードル」、2位争いは和風麺

調査結果をみると、「カップヌードル」が、ほぼ全員に認知があり、4分の3に購入経験があり、半数弱が3ヶ月以内に購入、と圧倒的な強さをみせるなど、ロングセラーブランドへの上位集中が鮮明な結果となった。背景には、昨今の値上げ続きで強まる消費者の節約志向があると考えられる。「失敗したくない」という意識が安心感のあるブランドに向かっているのだ。

「食と生活」のマンスリー・ニュースレター チョコレートの今後購入意向は80%以上! 意外にも男性20~30代と管理職が市場を牽引
「食と生活」のマンスリー・ニュースレター チョコレートの今後購入意向は80%以上! 意外にも男性20~30代と管理職が市場を牽引

チョコレート商品の値上げが続くなか、成分や機能を訴求したチョコレートが伸びている。今回はどのような人がどんな理由でチョコレートを食べているのか調査した。

成長市場を探せ キャッシュレス決済のなかでも圧倒的なボリュームを誇るクレジットカード決済は、2024年、3年連続の2桁成長で過去最高を連続更新するとともに、初の100兆円台にのせた。ネットショッピングの浸透も拡大に拍車をかけている。  キャッシュレス市場の雄、クレジットカードは3年連続過去最高更新(2025年)
成長市場を探せ キャッシュレス決済のなかでも圧倒的なボリュームを誇るクレジットカード決済は、2024年、3年連続の2桁成長で過去最高を連続更新するとともに、初の100兆円台にのせた。ネットショッピングの浸透も拡大に拍車をかけている。 キャッシュレス市場の雄、クレジットカードは3年連続過去最高更新(2025年)

キャッシュレス決済のなかでも圧倒的なボリュームを誇るクレジットカード決済は、2024年、3年連続の2桁成長で過去最高を連続更新するとともに、初の100兆円台にのせた。ネットショッピングの浸透も拡大に拍車をかけている。

お知らせ

2025.03.06

クレジットカード決済に関する重要なお知らせ

2025.04.17

JMR生活総合研究所 ゴールデンウイーク期間中の営業のお知らせ

新着記事

2025.04.18

消費者調査データ カップめん(2025年4月版)別次元の強さ「カップヌードル」、2位争いは和風麺

2025.04.17

25年2月の「商業動態統計調査」は11ヶ月連続のプラス

2025.04.16

25年3月の「景気の現状判断」は13ヶ月連続で50ポイント割れに

2025.04.16

25年3月の「景気の先行き判断」は7ヶ月連続の50ポイント割れに

2025.04.15

25年2月の「消費支出」は4ヶ月ぶりのマイナスに

2025.04.14

提言論文 ブランド価値ランキング - 価値実現率の低い選択的耐久財

2025.04.14

企業活動分析 アップルの2024年9月期は、サービス事業過去最高で増収増益

2025.04.11

「食と生活」のマンスリー・ニュースレター チョコレートの今後購入意向は80%以上! 意外にも男性20~30代と管理職が市場を牽引

 

2025.04.10

25年2月の「家計収入」は2ヶ月連続のマイナス

2025.04.09

25年2月の「現金給与総額」は38ヶ月連続プラス、「所定外労働時間」はマイナス続く

 

2025.04.08

25年2月は「完全失業率」は改善、「有効求人倍率」は悪化

2025.04.07

企業活動分析 日本ハムの24年3月期は食肉事業、加工事業ともに好調で増収増益

2025.04.07

企業活動分析 丸大食品の24年3月期は価格改定の効果もあり増収増益

2025.04.07

月例消費レポート 2025年3月号 消費は回復傾向が続いている - 海外発の波乱要因が消費回復の妨げとなる可能性には要注意

2025.04.04

25年3月の「乗用車販売台数」は3ヶ月連続のプラス

2025.04.03

25年2月の「新設住宅着工戸数」は10ヶ月ぶりのプラスに

週間アクセスランキング

1位 2024.05.10

消費者調査データ エナジードリンク(2024年5月版)首位は「モンエナ」、2位争いは三つ巴、再購入意向上位にPBがランクイン

2位 2024.03.08

消費者調査データ カップめん(2024年3月版)独走「カップヌードル」、「どん兵衛」「赤いきつね/緑のたぬき」が2位争い

3位 2025.04.11

「食と生活」のマンスリー・ニュースレター チョコレートの今後購入意向は80%以上! 意外にも男性20~30代と管理職が市場を牽引

4位 2024.10.24

MNEXT 日本を揺るがす「雪崩現象」―「岩盤保守」の正体

5位 2024.11.06

「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 伸長するパン市場  背景にある簡便化志向や節約志向

ENGLISH ARTICLES

2023.04.17

More than 40% of convenience store customers purchase desserts. Stores trying to entice shoppers to buy desserts while they're shopping.

2023.02.22

40% of men in their 20s are interested in skincare! Men's beauty expanding with awareness approaching that of women

2022.11.14

Frozen Foods' Benefits Are Expanding, and Child-raising Women Are Driving Demand

2022.09.12

The Penetration of Premium Beer, and a Polarization of the Growing Beer Market

2022.06.20

6.9 Trillion Yen Market Created By Women― Will Afternoon Tea save the luxury hotels in the Tokyo Metropolitan Area