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企画に使えるリサーチデータ【価値観・生活意識】
景況感と見通し
 
 2010年6月の月例経済報告で、政府は景気の現状について、「景気は、着実に持ち直してきており、自律的回復への基盤が整いつつある」とし、3ヶ月ぶりに基調判断は上方修正しれた。消費者の景況感と見通しはどのようになっているのであろうか。当社モニターによる「景気の現状認識(景況感)」と「今後の景気見通し」を時系列で追ってみた。
 2009年は景況感の「良くない」が90%前後で高止まりしていたが、2010年4月の調査では86.1%まで低下したが、「良い」については明確な上昇の兆しはみえない。今後の見通しについては、「悪くなる」が、2009年12月の53.6%から39.9%まで大幅に低下し、「良くなる」は同じく2009年12月の11.7%から17.4%へと増加した。
 「景気の最悪期は脱した」と受け止められているものの、回復の実感にはまだ遠いといえるだろう。


このコンテンツは、当社「消費経済レビュー Vol.14」のデータをもとに作成されています。消費経済レビューのお求めはこちらから。



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【調査設計・2010年4月調査】

調査手法 インターネット上での自記式質問紙調査
調査対象 全国20~69歳の男女個人(当社インターネットモニター)
調査時期 2010年4月
回収数 1,063サンプル
サンプル構成



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