ミネラルウォーターの市場が拡大を続けている。2018年の国内生産量は前年比12.4%増の3,657,593KLで、18年連続のプラスだ。輸入分を加えた市場規模も同11.6%増で6年連続のプラスとなった。
拡大の背景には健康志向による無糖飲料へのニーズとともに、災害備蓄としての側面がある。東日本大震災のあった2011年は23.0%(以下国内生産)と大きく伸びた。
主にパーソナルユースとなる500mLのペットボトルでは、果物やお茶などのフレーバーを添加したフレーバーウォーターが伸びている。無糖でありながら飲みやすいフレーバーウォーターは、健康志向を背景に今後も伸びが期待されており、メーカー各社は採水施設の増強とともに、フレーバーウォーターの提案を強化、今後も拡大が期待される。
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