ミネラルウォーターの市場が拡大を続けている。2018年の国内生産量は前年比12.4%増の3,657,593KLで、18年連続のプラスだ。輸入分を加えた市場規模も同11.6%増で6年連続のプラスとなった。
拡大の背景には健康志向による無糖飲料へのニーズとともに、災害備蓄としての側面がある。東日本大震災のあった2011年は23.0%(以下国内生産)と大きく伸びた。
主にパーソナルユースとなる500mLのペットボトルでは、果物やお茶などのフレーバーを添加したフレーバーウォーターが伸びている。無糖でありながら飲みやすいフレーバーウォーターは、健康志向を背景に今後も伸びが期待されており、メーカー各社は採水施設の増強とともに、フレーバーウォーターの提案を強化、今後も拡大が期待される。
参照コンテンツ
シリーズ 成長市場を探せ
おすすめ新着記事
消費者調査データ レトルトカレー(2024年11月版) 首位「咖喱屋カレー」、3ヶ月内購入はダブルスコア
調査結果を見ると、「咖喱屋カレー」が、再購入意向を除く5項目で首位を獲得した。店頭接触、購入経験で2位に10ポイント以上の差をつけ、3ヶ月内購入では2位の「ボンカレーゴールド」のほぼ2倍の購入率となった。
「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 伸長するパン市場 背景にある簡便化志向や節約志向
どんな人がパンを食べているのか調べてみた。主食として1年内に食べた頻度をみると、食事パンは週5回以上食べた人が2割で、特に女性50・60代は3割前後と高かった。パン類全体でみると、朝食で食事パンを食べた人は女性を中心に高く、特に女性50代は6割以上であった。
「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 伸長するパン市場 背景にある簡便化志向や節約志向
どんな人がパンを食べているのか調べてみた。主食として1年内に食べた頻度をみると、食事パンは週5回以上食べた人が2割で、特に女性50・60代は3割前後と高かった。パン類全体でみると、朝食で食事パンを食べた人は女性を中心に高く、特に女性50代は6割以上であった。