2022年の豆乳生産量は126,304キロリットルで過去最高、10年前との比較では2.6倍となった(日本豆乳協会)。
同年の豆乳類合計では、2020年をピークに2年連続の減少となったが、成分無調整の豆乳は、08年から13年連続で拡大、20年には同115.4%という高い伸びを示した。21年には反動で微減となったが22年は前年比2.7%増で過去最高となった。高い伸びを支えたのは、健康志向と、飲用だけでなく料理やスイーツなどへのシーンの拡大だ。ここ数年は豆乳だけでなく、アーモンドミルクやオーツミルクなど植物性ミルク市場の拡大が続く。豆乳も植物性ミルクのトップランナーとして、健康志向に支えられアップトレンドが続くとみられている。
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