総務省は3月11日、家計調査25年1月分速報を発表した。
二人以上世帯のうち勤労者世帯(サラリーマン世帯)の消費支出は33万1,341円で、物価水準の変動の影響を除去した実質ベースで前年同月比101.1%(名目ベース105.8%)と、3ヶ月連続のプラスとなった。
勤労者世帯の平均消費性向(季節調整値)は63.6%で、前月から2.4ポイント低下した。
無職世帯や世帯主が個人経営者の世帯などを含む、二人以上世帯の消費支出は30万5,521円で、同100.8%(名目ベース105.5%)となった。
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