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(2012.09)
消費者調査 No.156 調味料(2012年9月版)
食べるラー油、ぽんずジュレ、次にブレイクするのは?
 詳細データ(単純集計表・クロス集計表)(ZIP形式・会員サービス)
 2009年8月に桃屋から「辛そうで辛くない少し辛いラー油」が発売され、2010年には日本食糧新聞社主催の食品ヒット大賞で優秀ヒット賞を、翌2011年には同ヒット大賞を受賞。他社も次々「食べる調味料」に参入し、大きなブームを巻き起こしました。
 今回は、当社が任意に選んだ調味料19ブランドについて、「知っている(認知率)」「広告をみたことがある(広告接触)」「店頭でみたことがある(店頭接触)」「買ったことがある(購入経験率)」などの項目についてインターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けします。

 今回のランキングでは、ブームの震源ともいえる「辛そうで辛くない少し辛いラー油」が8項目中5項目で首位を獲得した。認知や店頭接触では2位との差は小さいが、購入経験では「ぶっかけ!おかずラー油チョイ辛(エスビー食品)」に6.9ポイントの差をつけ、このジャンルの草分けとしての存在感を示している。
 購入経験と今後の購入意向では、食べるラー油の上記2品がワンツーフィニッシュとなったが、今後の注目は何だろうか。
 アクティブなユーザーの比率の目安となる購入者ベースの3ヶ月以内購入をみると、2012年5月発売の「プラス糀 生塩糀(マルコメ)」、同2月発売の「和風しょうゆジュレ(キッコーマン)」、2011年8月発売の「ぶっかけ!おかずカレー(エスビー食品)」などが上位に挙げられており、新製品へのトライアルが活発であることがうかがえる。
 また、ユーザーの満足度を示す指標である購入経験者ベースの今後の購入意向では、「和風しょうゆジュレ」「昆布ぽん酢ジュレ(ヤマサ醤油)」などジュレ系調味料が上位に挙げられている。

 食べるラー油に続く新調味料が、さまざなアプローチのもと各社から発売されているが、ファンづくりという点では、現状、和風のジュレが一歩抜きんでた印象である。糀系調味料はトライアルがみられ、満足度もおおむね高く、今後が期待できる商品といえる。
 ただ、上記の商品は発売から比較的日が浅いこともあり、購入経験率は5%以下である。今後どれだけのトライアルを喚起できるかが、市場拡大の鍵となると思われる。

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【提示19ブランド】
  • 辛そうで辛くない少し辛いラー油(桃屋)
  • ぶっかけ!おかずラー油チョイ辛(エスビー食品)
  • かけチャオ!イタリアンラー油(エスビー食品)
  • ぶっかけ!おかずカレー(エスビー食品)
  • ぶっかけ!おかずわさび(エスビー食品)
  • 具のソース トマトと野菜のタルタル(キユーピー)
  • のっけてジュレ(ハウス食品)
  • 和風しょうゆジュレ(キッコーマン)
  • ぽんジュレ香りゆず(ミツカン)
  • ちょい足しジュレ(新進)
  • サクサク食べる香ばし醤油(キッコーマン)
  • 永谷園生姜部 きざみ生姜(永谷園)
  • うま辛ドライトマト(カゴメ)
  • 昆布ぽん酢ジュレ(ヤマサ醤油)
  • 山わさび醤油味(金印)
  • 具入り辣油(李錦記)
  • プラス糀 生塩糀(マルコメ)
  • プラス糀 生しょうゆ糀(マルコメ)
  • 野菜がおいしいディップソース(マルコメ)

【調査設計】
調査手法:インターネットリサーチ
調査期間:2012年6月11日~15日
調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~69歳
        全国の男女個人
有効回収サンプル数:1,059サンプル
サンプル構成(%)




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週刊トラベルジャーナル2023年10月23日号に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事「ラーケーションへの視点 旅の価値問い直す大事な切り口」が掲載されました。

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日経MJ「CM裏表」に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事が掲載されました。サントリー ザ・プレミアム・モルツ「すず登場」篇をとりあげています。

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