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(2013.04)
消費者調査 No.170 錠菓(2013年4月版)
フリスクとミンティアに追撃をかけるのは?
 詳細データ(単純集計表・クロス集計表)(ZIP形式・会員サービス)
 菓子市場が全体として長期低迷傾向にあるのに対し、錠菓は堅調な動きをみせています。
 今回は、当社が任意に選んだ錠菓24ブランドについて、「知っている(認知率)」「広告をみたことがある(広告接触)」「店頭でみたことがある(店頭接触)」「買ったことがある(購入経験率)」などの項目についてインターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けします。

 今回のランキングでは、「ミンティア(アサヒフードアンドヘルスケア)」と「フリスク(クラシエフーズ)」の2強が他を引き離す項目が目立った。
 特に「ミンティア」は、3ヶ月以内購入と今後の購入意向で2位の「フリスク」に5ポイント前後の差をつけており、シェアトップの人気のほどがうかがえる。
 3位以下では、小林製薬の「ブレスケア」、明治のロングセラー「ヨーグレット/ハイレモン」、フレンテ・インターナショナルの「ピンキー」が複数の項目で5位以内に入っているが、「ブレスケア」の広告接触を除き、2強との差は大きい。
 ユーザーの満足度の指標である、購入者ベースの再購入意向では、母数は少ないながら、「三ツ矢サイダータブレット(アサヒフードアンドヘルスケア)」や「トップバリュ ミントタブレット(イオン)」が上位となった。

 錠菓は、口臭予防や禁煙アイテム需要など、機能性と嗜好性の両方を満たすアイテムとして支持されてきた。メーカー各社はフレーバーの入れ替えやラインの追加でユーザーの囲い込みを図っており、トップ2の「ミンティア」と「フリスク」がそれぞれ若年男性、中高年男性をメインターゲットに堅実に拡大してきた。
 この寡占ともいえる市場に、ガム最大手ロッテが2013年3月に「ブラックブラック」「ACUO」のブランドを拡大、同4月には発泡性の新製品「マウッシュ」を発売する。固定的なファンを抱える「ミンティア」「フリスク」から市場を奪うことができるのかが注目される。

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【提示24ブランド】
  • ミンティア(アサヒフードアンドヘルスケア) 
  • シーズケース(アサヒフードアンドヘルスケア) 
  • 三ツ矢サイダータブレット(アサヒフードアンドヘルスケア) 
  • フリスク(クラシエフーズ)
  • フリスク ネオ(クラシエフーズ)
  • ピンキー(フレンテ・インターナショナル)
  • BREO(グリコ)
  • アイスブレーカーズ(ロッテ)
  • キシリトールタブレット(ロッテ)
  • カルミン(明治)
  • ヨーグレット/ハイレモン(明治)
  • さわやか吐息(ハウス食品)
  • ブレスケア(小林製薬)
  • 噛むブレスケア(小林製薬)
  • スピードブレスケア(小林製薬)
  • KAORU(ビルボックスジャパン)
  • サンキスト シトラスバースト(サンキスト)
  • ジューC(カバヤ食品)
  • 歯にやさしいジューC(カバヤ食品)
  • 花粉スーパーミントタブレッツ(カバヤ食品)
  • ファインエチケット ローズ(ファイン)
  • ヒントミント クラシックラベル(ヒントミント)
  • ヒントミント ブラックラベル(ヒントミント)
  • トップバリュ ミントタブレット(イオン)

【調査設計】
調査手法:インターネットリサーチ
調査期間:調査期間:2013年2月26日~28日
調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~69歳
        全国の男女個人
有効回収サンプル数:1,034サンプル
サンプル構成(%)




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