2014年のヨーグルト市場は、前年比100.3%で、6年連続の増加と堅調に推移しています。
今回は、当社が任意に選んだヨーグルトの36ブランドについて、「知っている(認知率)」、「買って食べたことがある(購入経験率)」、最近3ヶ月以内における「広告・記事(を見たことがある)」「店頭・自動販売機(で見たことがある)」での接触状況、「3ヶ月以内に買って食べた」(3ヶ月以内購入)、さらに「今後(も)買いたいと思う」(今後購入意向)と「購入経験者における今後の購入意向(再購入意向)」という7項目についてインターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けします(※調査は2015年5月)。
今回のランキングでは、前回(2014年8月版)に引き続き、「明治ブルガリアヨーグルトLB81(明治)」と「ナチュレ恵megumi(雪印メグミルク)」のロングセラーブランドが多くの項目で首位を争う結果となった。
「ナチュレ恵megumi」は、認知、店頭接触、購入経験の3項目で首位、現ユーザー層の広がりの指標となる3ヶ月内購入や、今後の購入意向では、僅差の2位となった。一方の「明治ブルガリアヨーグルトLB81」は、3ヶ月内購入、今後の購入意向で首位、ユーザーの満足度の指標となる再購入意向では僅差の2位となり、ロイヤリティの高いユーザーを擁していることがわかる。
今回、再購入意向のトップは、「セブンプレミアム北海道ヨーグルト(セブン&アイ)」である。「明治ブルガリアヨーグルトLB81」に比べて20円前後安い130円前後という価格もあいまって、少数ながら固い顧客層を形成している。
ヨーグルト市場は、「ラクトフェリン」や「R-1」などの新機能製品が登場しては牽引するという構図が続いていたが、最近ではそれに加えて、ヨーグルトをキャンパスに見立ててフルーツやナッツなどさまざまなトッピングで模様やイラストを描く「ヨーグルトアート」、キッチンペーパーなどを使って水分を抜いた「水切りヨーグルト」などさまざまな食べ方も提案され、話題となっている。健康志向の高まりを背景とした市場の拡大が今後も見込まれるだけに、商品の魅力をどのように伝えていくかが成長のカギとなるだろう。。
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【提示36ブランド】
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- 【調査設計】
- 調査手法:インターネットリサーチ
- 調査期間:調査期間:2015年5月13日~19日
- 調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~69歳
全国の男女個人
- 有効回収サンプル数:1,033サンプル
サンプル構成(%)
- 調査期間:調査期間:2015年5月13日~19日