米の消費量は長期的に減少していますが、中食・外食向けに供される業務用米の消費量は増加傾向にあります。なかでも、コンビニなどのおにぎりは、堅調な動きが続いています。
今回は、当社が任意に選んだおにぎりの具材31種について、「知っている(認知率)」、「買って食べたことがある(購入経験率)」、最近3ヶ月以内における「広告・記事(を見たことがある)」「店頭(で見たことがある)」での接触状況(3ヶ月内広告接触、3ヶ月内店頭接触)、「3ヶ月以内に買って食べた」(3ヶ月以内購入)、さらに「今後(も)買いたいと思う」(今後購入意向)と「購入経験者における今後の購入意向(再購入意向)」という7項目についてインターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けします(※調査は2015年7月)。
今回の調査では、「紅しゃけ」の人気が高かった。「紅しゃけ」は、購入経験、3ヶ月内購入、今後の購入意向などで首位、とくに購入経験では全種類中唯一5割を超えた。同じく伝統的な具材である「おかか」や「梅干し」は、認知や店頭接触は高いが、今後の購入意向ではやや順位を落としている。
ユーザーの満足度の指標である再購入意向では、「納豆」「紅しゃけ」「辛子明太子」「佃煮」の4種が70%を超えている。とくに「納豆」は、ベースは76人と少ないが、再購入意向は75.0%と高く、好きな人には「クセになる味」といえるだろう。
おにぎりの具材は、コンビニや専門店の影響もあり、多様化を続けているが、2014年後半から、米飯に具を挟んで海苔で包む「おにぎらず」がブレイク。その作り方から、具材の自由度も一気に広がった。さらには今年になってからはオリーブオイルやゴマ油などを使用した「オイルおにぎり」もブームのきざしをみせており、「おにぎり」の世界の拡大は、さらに続きそうだ。
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【提示31種】
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- 【調査設計】
- 調査手法:インターネットリサーチ
- 調査期間:調査期間:2015年7月10日~14日
- 調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~69歳
全国の男女個人
- 有効回収サンプル数:1,016サンプル
サンプル構成(%)
- 調査期間:調査期間:2015年7月10日~14日