2014年のチョコレート市場は、前年比7.5%増(小売金額ベース:全日本菓子協会)で、菓子市場のなかでも大きな伸びとなっています。
今回は、当社が任意に選んだチョコレート菓子の31ブランドについて、「知っている(認知率)」、「買って食べたことがある(購入経験率)」、最近3ヶ月以内における「広告・記事(を見たことがある)」「店頭・自動販売機(で見たことがある)」での接触状況(3ヶ月内店頭接触)、「3ヶ月以内に買って食べた」(3ヶ月以内購入)、さらに「今後(も)買いたいと思う」(今後購入意向)と「購入経験者における今後の購入意向(再購入意向)」という7項目について、インターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けします。
今回の調査でも、前回と同様、「きのこの山・たけのこの里(明治)」、「キットカット(ネスレ日本)、「ポッキー(江崎グリコ)」、「アーモンドチョコ(明治)」「アルフォート(ブルボン)」などのロングセラーが上位に並んだ。
上位ブランド間の差はどれも小さいが、ユーザー層のボリュームを示す3ヶ月内購入、今後の購入意向の2項目では「キットカット」が、広告接触では、今年発売50周年を迎え、大幅リニュアルを実施した「ポッキー」が首位を獲得した。
また、ユーザーのロイヤリティの指標である再購入意向では、今回も"大人向け"商品が高評価で、「大人のきのこの山・大人のたけのこの里(明治)」「神戸ローストショコラ(江崎グリコ)」「大人に贅沢チョコボール(森永製菓)」「ポッキー大人のミルク(江崎グリコ)」などベスト10内に4ブランドがランクイン、明確に"大人向け"とは謳っていないものの、30代以降の女性をターゲットに9月に発売された「半熟ショコラ(森永製菓)」も、ロングセラーに交じって健闘している。
チョコレート市場は、チョコレートの効果・効能のイメージの定着もあり、順調に成長している。新商品も数多く発売されているが、上位商品の壁は厚い。今回の「半熟ショコラ」のようなニューフェイスが登場、定着できるのか、需要の最盛期を控えて、今後の動向が注目される。
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【提示31ブランド】
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- 【調査設計】
- 調査手法:インターネットリサーチ
- 調査期間:調査期間:2015年11月16日~20日
- 調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~69歳
全国の男女個人
- 有効回収サンプル数:1,038サンプル
サンプル構成(%)
- 調査期間:調査期間:2015年11月16日~20日