半歩先を読む日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net

消費者調査データ No.261
レトルトカレー(2018年1月版)
拡大する市場、強いロングセラー、ファンを獲得したプレミアムレトルトカレー



本コンテンツのグラフ、詳細データは有料会員サービスでのご提供となっております。
ご利用には有料の会員登録が必要です。
ご登録済みの方は、こちらから全文をご利用ください。
会員のご登録はこちらをご覧ください。

 2016年のレトルトカレーの市場は、前年比4.7%増となりました。

 今回は、当社が任意に選んだレトルトカレー35ブランドについて、「知っている(認知率)」、「買って食べたことがある(購入経験率)」、最近3ヶ月以内における「広告・記事(を見たことがある)」「店頭など(で見たことがある)」での接触状況(3ヶ月内店頭接触)、「3ヶ月以内に買って食べた(3ヶ月以内購入)」、さらに「今後(も)買いたいと思う(今後購入意向)」と「購入経験者における今後の購入意向(再購入意向)」という7項目について、インターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けします。

 今回の調査では、再購入意向を除く6項目でハウス食品のカレーが1位と2位を独占した。特に「咖喱(カリー)屋カレー」は、店頭接触、3ヶ月内購入、今後の意向の3項目で首位を獲得したほか、購入経験などの3項目で2位となり、トップメーカーの主力商品らしい強さをみせた。「ククレカレー」も認知、広告接触、購入経験の3項目で首位、1971年発売のロングセラーの強さをみせた。

 3位以下には、「銀座カリー(明治)」「ボンカレーゴールド(大塚食品)」などが入った。

 また、ユーザーのロイヤリティの指標である再購入意向の上位には、希望小売価格が300円を超す、「ディナーカレーレトルト(S&B食品)」や、「無印良品のレトルトカレー(無印良品)」「インドカリー(新宿中村屋)」などのプレミアムレトルトカレーがランクインした。

 レトルトカレーは、バターチキンカレーやマッサマンカレーなど味のバリエーションの拡大や、災害用非常食にも対応できる、賞味期限が長く温めなくても食べられる商品の登場、買い置きや家族需要に対応した複数個入りのパックなどさまざまな進化を遂げながら市場を拡大してきた。今後も順調な成長が見込まれる分野だけに、主力各社の主力商品を軸に激しい競争が続きそうだ。

本コンテンツのグラフ、詳細データは有料会員サービスでのご提供となります。
【グラフ・詳細データのご利用はこちら】(有料会員向け)

※会員のご登録はこちらをご覧ください。



J-marketingをもっと活用するために
無料で読める豊富なコンテンツ プレミアム会員サービス 戦略ケースの教科書Online





【提示35ブランド】
  • ククレカレー(ハウス食品)
  • カレーマルシェ(ハウス食品)
  • 咖喱(カリー)屋カレー(ハウス食品)
  • こくまろカレーレトルト(ハウス食品)
  • ジャワカレーレトルト(ハウス食品)
  • めざめるカラダ朝カレー(ハウス食品)
  • 温めずにおいしいカレー(ハウス食品)
  • カロリー美食亭80(ハウス食品)
  • ザ・ホテル・カレー(ハウス食品)
  • でか盛りカレー(ハウス食品)
  • ゴールデンカレー・レトルト(エスビー食品)
  • S&Bおいしいカレー(エスビー食品)
  • カレー曜日(エスビー食品)
  • ディナーカレーレトルト(エスビー食品)
  • 本日の贅沢(エスビー食品)
  • スパイスリゾート(エスビー食品)
  • チーズカレー(エスビー食品)
  • 噂の名店(エスビー食品)
  • LEE(江崎グリコ)
  • カレー職人(江崎グリコ)
  • ちょい食べカレー(江崎グリコ)
  • 銀座カリー(明治)
  • 男のカレー(極旨・絶品・贅沢)(明治)
  • ボンカレーゴールド(大塚食品)
  • ボンカレーネオ(大塚食品)
  • Theボンカレー(大塚食品)
  • インドカリー(新宿中村屋)
  • 無印良品のレトルトカレー(無印良品)
  • 皆様のお墨付きのレトルトカレー(西友)
  • 銀座デリーのレトルトカレー
  • 金のビーフカレー(セブン&アイ)
  • セブンプレミアムのレトルトカレー(セブン&アイ)
  • トップバリュのレトルトカレー(イオン)
  • ローソンセレクトビーフカレー
  • ファミリーマートコレクションビーフカレー


【調査設計】
調査手法:インターネットリサーチ
調査期間:2017年11月16日~21日
調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~69歳
        全国の男女個人
有効回収サンプル数:990サンプル
サンプル構成(%)


お知らせ

2025.03.06

クレジットカード決済に関する重要なお知らせ

2025.04.17

JMR生活総合研究所 ゴールデンウイーク期間中の営業のお知らせ

2025.04.25

メンテナンスのお知らせ

新着記事

2025.04.25

成長市場を探せ 少子化ものともせず、拡大する学習塾市場(2025年)

 

2025.04.24

25年2月の「広告売上高」は、10ヶ月連続のプラス

2025.04.23

25年3月の「コンビニエンスストア売上高」は2ヶ月ぶりのプラスに

2025.04.22

トランプ関税の正義、賢愚、そして帰結 - ポストグロ-バル経済と自由貿易体制(上編)

 

2025.04.22

25年2月の「旅行業者取扱高」は19年比で78%に

2025.04.21

ポートフォリオ戦略からダイナミック・ポートフォリオ分析で統合経営へ

2025.04.21

企業活動分析 2024年12月期のアルファベット(Google)は、検索、AIとも2桁増で過去最高更新

2025.04.18

消費者調査データ カップめん(2025年4月版)別次元の強さ「カップヌードル」、2位争いは和風麺

2025.04.17

25年2月の「商業動態統計調査」は11ヶ月連続のプラス

2025.04.16

25年3月の「景気の現状判断」は13ヶ月連続で50ポイント割れに

2025.04.16

25年3月の「景気の先行き判断」は7ヶ月連続の50ポイント割れに

2025.04.15

25年2月の「消費支出」は4ヶ月ぶりのマイナスに

2025.04.14

提言論文 ブランド価値ランキング - 価値実現率の低い選択的耐久財

2025.04.14

企業活動分析 アップルの2024年9月期は、サービス事業過去最高で増収増益

週間アクセスランキング

1位 2024.05.10

消費者調査データ エナジードリンク(2024年5月版)首位は「モンエナ」、2位争いは三つ巴、再購入意向上位にPBがランクイン

2位 2024.03.08

消費者調査データ カップめん(2024年3月版)独走「カップヌードル」、「どん兵衛」「赤いきつね/緑のたぬき」が2位争い

3位 2025.04.11

「食と生活」のマンスリー・ニュースレター チョコレートの今後購入意向は80%以上! 意外にも男性20~30代と管理職が市場を牽引

4位 2024.10.24

MNEXT 日本を揺るがす「雪崩現象」―「岩盤保守」の正体

5位 2024.11.06

「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 伸長するパン市場  背景にある簡便化志向や節約志向

ENGLISH ARTICLES

2023.04.17

More than 40% of convenience store customers purchase desserts. Stores trying to entice shoppers to buy desserts while they're shopping.

2023.02.22

40% of men in their 20s are interested in skincare! Men's beauty expanding with awareness approaching that of women

2022.11.14

Frozen Foods' Benefits Are Expanding, and Child-raising Women Are Driving Demand

2022.09.12

The Penetration of Premium Beer, and a Polarization of the Growing Beer Market

2022.06.20

6.9 Trillion Yen Market Created By Women― Will Afternoon Tea save the luxury hotels in the Tokyo Metropolitan Area