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2016年のレトルトカレーの市場は、前年比4.7%増となりました。
今回は、当社が任意に選んだレトルトカレー35ブランドについて、「知っている(認知率)」、「買って食べたことがある(購入経験率)」、最近3ヶ月以内における「広告・記事(を見たことがある)」「店頭など(で見たことがある)」での接触状況(3ヶ月内店頭接触)、「3ヶ月以内に買って食べた(3ヶ月以内購入)」、さらに「今後(も)買いたいと思う(今後購入意向)」と「購入経験者における今後の購入意向(再購入意向)」という7項目について、インターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けします。
今回の調査では、再購入意向を除く6項目でハウス食品のカレーが1位と2位を独占した。特に「咖喱(カリー)屋カレー」は、店頭接触、3ヶ月内購入、今後の意向の3項目で首位を獲得したほか、購入経験などの3項目で2位となり、トップメーカーの主力商品らしい強さをみせた。「ククレカレー」も認知、広告接触、購入経験の3項目で首位、1971年発売のロングセラーの強さをみせた。
3位以下には、「銀座カリー(明治)」「ボンカレーゴールド(大塚食品)」などが入った。
また、ユーザーのロイヤリティの指標である再購入意向の上位には、希望小売価格が300円を超す、「ディナーカレーレトルト(S&B食品)」や、「無印良品のレトルトカレー(無印良品)」「インドカリー(新宿中村屋)」などのプレミアムレトルトカレーがランクインした。
レトルトカレーは、バターチキンカレーやマッサマンカレーなど味のバリエーションの拡大や、災害用非常食にも対応できる、賞味期限が長く温めなくても食べられる商品の登場、買い置きや家族需要に対応した複数個入りのパックなどさまざまな進化を遂げながら市場を拡大してきた。今後も順調な成長が見込まれる分野だけに、主力各社の主力商品を軸に激しい競争が続きそうだ。
- ククレカレー(ハウス食品)
- カレーマルシェ(ハウス食品)
- 咖喱(カリー)屋カレー(ハウス食品)
- こくまろカレーレトルト(ハウス食品)
- ジャワカレーレトルト(ハウス食品)
- めざめるカラダ朝カレー(ハウス食品)
- 温めずにおいしいカレー(ハウス食品)
- カロリー美食亭80(ハウス食品)
- ザ・ホテル・カレー(ハウス食品)
- でか盛りカレー(ハウス食品)
- ゴールデンカレー・レトルト(エスビー食品)
- S&Bおいしいカレー(エスビー食品)
- カレー曜日(エスビー食品)
- ディナーカレーレトルト(エスビー食品)
- 本日の贅沢(エスビー食品)
- スパイスリゾート(エスビー食品)
- チーズカレー(エスビー食品)
- 噂の名店(エスビー食品)
- LEE(江崎グリコ)
- カレー職人(江崎グリコ)
- ちょい食べカレー(江崎グリコ)
- 銀座カリー(明治)
- 男のカレー(極旨・絶品・贅沢)(明治)
- ボンカレーゴールド(大塚食品)
- ボンカレーネオ(大塚食品)
- Theボンカレー(大塚食品)
- インドカリー(新宿中村屋)
- 無印良品のレトルトカレー(無印良品)
- 皆様のお墨付きのレトルトカレー(西友)
- 銀座デリーのレトルトカレー
- 金のビーフカレー(セブン&アイ)
- セブンプレミアムのレトルトカレー(セブン&アイ)
- トップバリュのレトルトカレー(イオン)
- ローソンセレクトビーフカレー
- ファミリーマートコレクションビーフカレー
調査期間:2017年11月16日~21日
調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~69歳
全国の男女個人
有効回収サンプル数:990サンプル
サンプル構成(%)