ご利用には有料の会員登録が必要です。
ご登録済みの方は、こちらから全文をご利用ください。
会員のご登録はこちらをご覧ください。
2015年のカレールウの生産量は、前年比0.5%増で2年連続のプラスとなりました。
今回は、当社が任意に選んだカレールウ24ブランドについて、「知っている(認知率)」、「買って食べたことがある(購入経験率)」、最近3ヶ月以内における「広告・記事(を見たことがある)」「店頭など(で見たことがある)」での接触状況(3ヶ月内店頭接触)、「3ヶ月以内に買って食べた(3ヶ月以内購入)」、さらに「今後(も)買いたいと思う(今後購入意向)」と「購入経験者における今後の購入意向(再購入意向)」という7項目について、インターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けします。
今回の調査では、再購入意向を除く6項目でハウス食品の「バーモントカレー」が1位となり、同じくハウスの「こくまろカレー」や「ジャワカレー」を加えて、5項目で1位から3位までをハウス製品が占める結果となった。1963年発売の「バーモントカレー」は、7項目中5項目で2位に10ポイント以上の差をつけた。唯一首位を譲った再購入意向の項目でも、首位の「ゴールデンカレー(エスビー食品)」との差はわずか0.7ポイントで、圧倒的なブランド力といえる。
5項目で2位を獲得したのは「こくまろカレー」である。前回(2012年4月版)調査でも1位を1項目、2位を5項目で獲得した同商品は、「バーモントカレー」に次ぐ柱商品として定着している。
エスビー食品の「ゴールデンカレー」は、再購入意向で僅差ながら首位、6項目で4位を獲得し、ロングセラーらしい手堅い強さをみせた。
また、昨年発売され、好調が伝えられているたペーストタイプのカレールウ「きわだちカレー(ハウス食品)」は、再購入意向で10位に入り、今後の成長が注目される。
カレールウ市場は少子高齢化や価格志向を受けて、ダウントレンドが続いていたが、2017年は、メーカー各社の主力商品へのテコ入れや、少人数家庭、大人向け商品などの開発により、堅調さを取り戻しつつあり、今後の展開が注目される。
- バーモントカレー(ハウス食品)
- プライムバーモントカレー(ハウス食品)
- 印度カレー(ハウス食品)
- ジャワカレールウ(ハウス食品)
- プライムジャワカレー(ハウス食品)
- ザ・カリー(ハウス食品)
- こくまろカレー(ハウス食品)
- きわだちカレー(ハウス食品)
- スープカリーの匠(ハウス食品)
- カフェカレ(ハウス食品)
- ゴールデンカレー(S&B食品)
- ディナーカレー(S&B食品)
- とろけるカレー(S&B食品)
- フライパンキッチン(S&B食品)
- おいしさギューッととけ込むカレー(S&B食品)
- 直火釜焙煎カレーフレーク(S&B食品)
- プレミアム熟カレー(江崎グリコ)
- ZEPPIN(江崎グリコ)
- 横濱舶来亭カレーフレーク(エバラ食品)
- オリエンタルカレー(オリエンタル)
- マスコット 印度の味(マスコット)
- ハインツカレーの素(ハインツ)
- セブンプレミアム コクと旨みの味わいカレー(セブン&アイ)
- トップバリュのカレールウ(イオン)
調査期間:2017年11月16日~21日
調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~69歳
全国の男女個人
有効回収サンプル数:990サンプル
サンプル構成(%)