半歩先を読む日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net


消費者調査データ No.289
ヨーグルト(2019年3月版)
強いロングセラー。新顔ヨーグルトは成長の牽引車になるか



本コンテンツのグラフ、詳細データは有料会員サービスでのご提供となっております。
ご利用には有料の会員登録が必要です。
ご登録済みの方は、こちらから全文をご利用ください。
会員のご登録はこちらをご覧ください。

 2017年のヨーグルトの生産量は前年比-1.7%の微減、2018年度は横ばいから微減の見通し(全国発酵乳乳酸菌飲料協会)となっており、ここ数年続いた拡大基調に一服の様子がみられる。

 今回は、当社が任意に選んだ35のヨーグルトのブランドについて、「知っている(認知率)」「3ヶ月以内に広告を見た(広告接触)」「3ヶ月以内に店頭でみた(店頭接触)」「買って食べたことがある(購入経験)」「3ヶ月以内に買って食べた(3ヶ月以内購入)」「今後(も)買って食べたい(購入意向)」「購入経験者ベースの今後の購入意向(再購入意向)」などの項目についてインターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けする。

 今回の調査でも、前回(2018年4月版)同様、「ビヒダスヨーグルト(森永乳業)」、「明治ブルガリアヨーグルトLB81(明治)」、「明治プロビオヨーグルトR-1(明治)」などが上位を占めた。「ビヒダスヨーグルト」は、認知、店頭接触、購入経験、購入意向で1位、「明治プロビオヨーグルトR-1」は、広告接触、再購入意向で、「明治ブルガリアヨーグルトLB81」は3ヶ月以内購入で1位を獲得した。いずれもプレーンタイプで「ビヒダスヨーグルト」は1978年発売、「明治ブルガリアヨーグルトLB81」は1973年、「明治プロビオヨーグルトR-1」は2009年発売のロングセラーブランドである。

 一方、再購入意向の上位には、母数は少ないながらも新顔がみえる。3位の「明治THE GREEK YOGURT(明治)」は2018年発売で脂肪ゼロや砂糖ゼロが特徴。4位の「ロイテリヨーグルト(オハヨー乳業)」は2017年発売で、口腔内の菌バランスを良好に保つロイテリ菌を使用している。

 ヨーグルト市場は、乳酸菌の健康効果が周知されたことから、2015年から2016年にかけて大幅に伸びたが、周知が一巡したことなどから伸び悩んでいる。メーカー各社は、機能性、嗜好性の両面から多彩な新製品を投入しており、再びの成長軌道入りが期待される。

本コンテンツのグラフ、詳細データは有料会員サービスでのご提供となります。
【グラフ・詳細データのご利用はこちら】(有料会員向け)

※会員のご登録はこちらをご覧ください。






【提示35ブランド】
  • 明治ブルガリアヨーグルトLB81(明治)
  • 明治ブルガリアヨーグルト脂肪0(明治)
  • 明治プロビオヨーグルトLG21(明治)
  • 明治プロビオヨーグルトR-1(明治)
  • 明治プロビオヨーグルトPA-3(明治)
  • 明治THEGREEKYOGURT(明治)
  • ビヒダスヨーグルト(森永乳業)
  • 森永ラクトフェリンヨーグルト(森永乳業)
  • 森永アロエヨーグルト(森永乳業)
  • 濃密ギリシャヨーグルトパルテノ(森永乳業)
  • ナチュレ恵megumi(雪印メグミルク)
  • 恵megumiガセリ菌SP株ヨーグルト(雪印メグミルク)
  • 恵megumiビフィズス菌SP株カプセルヨーグルト(雪印メグミルク
  • 牧場の朝ヨーグルト(雪印メグミルク)
  • 小岩井生乳100%ヨーグルト(小岩井乳業)
  • 小岩井iMUSE(イミューズ)生乳ヨーグルト(小岩井乳業)
  • 小岩井まきばヨーグルト(小岩井乳業)
  • ダノンBIO(ダノンジャパン)
  • ダノンヨーグルト(ダノンジャパン)
  • ダノンオイコス(ダノンジャパン)
  • ロイテリヨーグルト(オハヨー乳業)
  • 1日分の鉄分ヨーグルト(オハヨー乳業)
  • ヨーグルトおなかへGG!(タカナシ乳業)
  • チチヤスプレーンヨーグルト(チチヤス)
  • ビフィックス(グリコ)
  • 朝食りんごヨーグルト(グリコ)
  • ソフール(ヤクルト本社)
  • フジッコカスピ海ヨーグルト(フジッコ)
  • バニラヨーグルト(日本ルナ)
  • 増加型ビフィズス菌LKM512ヨーグルト(メイトー)
  • おなかにおいしいヨーグルト(メイトー)
  • トップバリュのヨーグルト(イオン)
  • 生協プレーンヨーグルトビフィズス(ユーコープ)
  • セブンプレミアムのヨーグルト(セブン&アイ)
  • みなさまのお墨付きプレーンヨーグルト(西友)


【調査設計】
調査手法:インターネットリサーチ
調査期間:2019年2月13日(水)~19日(火)
調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~69歳
        全国の男女個人
有効回収サンプル数:1,041サンプル
サンプル構成(%)



参照コンテンツ


おすすめ新着記事

消費者調査データ カップめん(2025年4月版)別次元の強さ「カップヌードル」、2位争いは和風麺
消費者調査データ カップめん(2025年4月版)別次元の強さ「カップヌードル」、2位争いは和風麺

調査結果をみると、「カップヌードル」が、ほぼ全員に認知があり、4分の3に購入経験があり、半数弱が3ヶ月以内に購入、と圧倒的な強さをみせるなど、ロングセラーブランドへの上位集中が鮮明な結果となった。背景には、昨今の値上げ続きで強まる消費者の節約志向があると考えられる。「失敗したくない」という意識が安心感のあるブランドに向かっているのだ。

「食と生活」のマンスリー・ニュースレター チョコレートの今後購入意向は80%以上! 意外にも男性20~30代と管理職が市場を牽引
「食と生活」のマンスリー・ニュースレター チョコレートの今後購入意向は80%以上! 意外にも男性20~30代と管理職が市場を牽引

チョコレート商品の値上げが続くなか、成分や機能を訴求したチョコレートが伸びている。今回はどのような人がどんな理由でチョコレートを食べているのか調査した。

成長市場を探せ キャッシュレス決済のなかでも圧倒的なボリュームを誇るクレジットカード決済は、2024年、3年連続の2桁成長で過去最高を連続更新するとともに、初の100兆円台にのせた。ネットショッピングの浸透も拡大に拍車をかけている。  キャッシュレス市場の雄、クレジットカードは3年連続過去最高更新(2025年)
成長市場を探せ キャッシュレス決済のなかでも圧倒的なボリュームを誇るクレジットカード決済は、2024年、3年連続の2桁成長で過去最高を連続更新するとともに、初の100兆円台にのせた。ネットショッピングの浸透も拡大に拍車をかけている。 キャッシュレス市場の雄、クレジットカードは3年連続過去最高更新(2025年)

キャッシュレス決済のなかでも圧倒的なボリュームを誇るクレジットカード決済は、2024年、3年連続の2桁成長で過去最高を連続更新するとともに、初の100兆円台にのせた。ネットショッピングの浸透も拡大に拍車をかけている。



J-marketingをもっと活用するために
無料で読める豊富なコンテンツプレミアム会員サービス戦略ケースの教科書Online


お知らせ

2025.03.06

クレジットカード決済に関する重要なお知らせ

2025.04.17

JMR生活総合研究所 ゴールデンウイーク期間中の営業のお知らせ

2025.04.25

メンテナンスのお知らせ

新着記事

2025.04.25

成長市場を探せ 少子化ものともせず、拡大する学習塾市場(2025年)

 

2025.04.24

25年2月の「広告売上高」は、10ヶ月連続のプラス

2025.04.23

25年3月の「コンビニエンスストア売上高」は2ヶ月ぶりのプラスに

2025.04.22

トランプ関税の正義、賢愚、そして帰結 - ポストグロ-バル経済と自由貿易体制(上編)

 

2025.04.22

25年2月の「旅行業者取扱高」は19年比で78%に

2025.04.21

ポートフォリオ戦略からダイナミック・ポートフォリオ分析で統合経営へ

2025.04.21

企業活動分析 2024年12月期のアルファベット(Google)は、検索、AIとも2桁増で過去最高更新

2025.04.18

消費者調査データ カップめん(2025年4月版)別次元の強さ「カップヌードル」、2位争いは和風麺

2025.04.17

25年2月の「商業動態統計調査」は11ヶ月連続のプラス

2025.04.16

25年3月の「景気の現状判断」は13ヶ月連続で50ポイント割れに

2025.04.16

25年3月の「景気の先行き判断」は7ヶ月連続の50ポイント割れに

2025.04.15

25年2月の「消費支出」は4ヶ月ぶりのマイナスに

2025.04.14

提言論文 ブランド価値ランキング - 価値実現率の低い選択的耐久財

2025.04.14

企業活動分析 アップルの2024年9月期は、サービス事業過去最高で増収増益

週間アクセスランキング

1位 2024.05.10

消費者調査データ エナジードリンク(2024年5月版)首位は「モンエナ」、2位争いは三つ巴、再購入意向上位にPBがランクイン

2位 2024.03.08

消費者調査データ カップめん(2024年3月版)独走「カップヌードル」、「どん兵衛」「赤いきつね/緑のたぬき」が2位争い

3位 2025.04.11

「食と生活」のマンスリー・ニュースレター チョコレートの今後購入意向は80%以上! 意外にも男性20~30代と管理職が市場を牽引

4位 2024.10.24

MNEXT 日本を揺るがす「雪崩現象」―「岩盤保守」の正体

5位 2024.11.06

「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 伸長するパン市場  背景にある簡便化志向や節約志向

ENGLISH ARTICLES

2023.04.17

More than 40% of convenience store customers purchase desserts. Stores trying to entice shoppers to buy desserts while they're shopping.

2023.02.22

40% of men in their 20s are interested in skincare! Men's beauty expanding with awareness approaching that of women

2022.11.14

Frozen Foods' Benefits Are Expanding, and Child-raising Women Are Driving Demand

2022.09.12

The Penetration of Premium Beer, and a Polarization of the Growing Beer Market

2022.06.20

6.9 Trillion Yen Market Created By Women― Will Afternoon Tea save the luxury hotels in the Tokyo Metropolitan Area