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2018年度のカップめんの生産額(出荷ベース)は、前年度比1.2%増の4,633億9,600万円と堅調に推移した(日本即席食品工業協会)。
今回は、当社が任意に選んだカップめん32ブランドについて、「知っている(認知率)」、「買って食べたことがある(経験率)」、最近3ヶ月以内における「広告・記事を見たことがある(広告接触)」「店頭などで見たことがある(店頭接触)」、「3ヶ月以内に買って食べた(3ヶ月内購入)」、さらに「今後(も)買って食べたい(今後意向)」と「購入経験者における今後の購入意向(再購入意向)」という7項目について、インターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けする。
今回の調査では、前回(2018年07月版)と同様に、「カップヌードル(日清食品)」が圧倒的なブランド力を示した。カップヌードルは、再購入意向を除く6項目で首位を獲得、再購入意向でも「セブンゴールド「日清名店仕込みシリーズ」(セブン&アイ)」との差は2.2ポイントと僅差の2位につけている。2位はこれも前回(2018年07月版)と同様に、6項目で東洋水産の「赤いきつね/緑のたぬき」が獲得、3位は日清食品の「日清のどん兵衛」が、こちらは7項目すべてで獲得した。4位以下は「日清麺職人(日清食品)」、「チキンラーメンどんぶり(日清食品)」などが入ったが、3位までとは差の大きい項目が多い。
カップめんの市場は過去最高を更新続けており、メーカー各社は既存のユーザーに応える商品だけでなく、減塩や低糖質といった健康志向に応える商品開発で「若年層」「シニア」「女性」といったユーザーの開拓を図る。新しい切り口で投入される新商品がより一層の市場拡大につながるかが注目される。
- カップヌードル(日清食品)
- カップヌードルライト(日清食品)
- カップヌードルリッチ(日清食品)
- カップヌードルミニ(日清食品)
- 出前一丁どんぶり(日清食品)
- チキンラーメンどんぶり(日清食品)
- 日清ラ王カップ(日清食品)
- 日清麺職人(日清食品)
- マルちゃん正麺カップ(東洋水産)
- MARUCHAN QTTA(マルちゃんクッタ)(東洋水産)
- 麺づくり(東洋水産)
- チャルメラどんぶり/カップ(明星食品)
- 明星中華三昧カップ(明星食品)
- 明星ローカーボヌードル(明星食品)
- サッポロ一番どんぶり(サンヨー食品)
- サッポロ一番カップスター(サンヨー食品)
- スーパーカップMAX(エースコック)
- ロカボデリ(エースコック)
- ニュータッチヌードル(ヤマダイ)
- ヤマダイ凄麺(ヤマダイ)
- カップ SUGAKIYAラーメン(寿がきや)
- DAIKOKUカップラーメン(大国食品)
- セブンゴールド「日清名店仕込みシリーズ」(セブン&アイ)
- セブンプレミアムのカップめん(セブン&アイ)
- トップバリュのカップめん(イオン)
- ローソンセレクトのカップめん(ローソン)
- ファミリーマートコレクションのカップめん(ファミリーマート)
- みなさまのお墨付きのカップ麺(西友)
- コープヌードル(日本生協連)
- 日清のどん兵衛(日清食品)
- 日清のごんぶと(日清食品)
- 赤いきつね/緑のたぬき(東洋水産)
調査期間:2019年10月11日(金)~10月16日(水)
調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~69歳
全国の男女個人
有効回収サンプル数:1,015サンプル
サンプル構成(%)
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