半歩先を読む日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net

(2010.09)
消費者調査 No103.ドリップコーヒー(2010年9月版)
家庭用でも強さを見せたスターバックスコーヒー
 詳細データ(単純集計表・クロス集計表)(ZIP形式・会員サービス)
 国内の一人当たりのコーヒー飲用量は10.6杯(2008年 全日本コーヒー協会 週あたり)です。そのうち、家庭でのコーヒー飲用量は、コーヒーショップやレストランでの減少分を取り込む形で増加してきています。
 今回は、ドリップコーヒーについて、当社が任意に選んだ16ブランドの「知っている(認知率)」、「買ったことのある(購入経験率)」、「買ったことのある(購入経験率)」、購入者の満足度合を示す「購入経験者の今後の購入意向(再購入意向)」などについてインターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けします。

 今回のランキングでは、「知っている(認知率)」「買ったことのある(購入経験率)」の1位は、AGFの「ブレンディ ドリップタイプ」、2位は、片岡物産の「モンカフェ」、3位は、ブルックスの「ブルックス ドリップコーヒー」の順で、ドリップコーヒーのほかにもインスタントコーヒーやリキッドコーヒーなど幅広いラインを展開している「ブレンディ」と、簡易ドリップの嚆矢ともいえる「モンカフェ」の浸透度が高い結果となった。
 しかし、「購入経験者の今後の購入意向(再購入意向)」は、50ポイント以上のブランドが9品目あり、1位から4位までが10ポイント以内という激戦になった。
 その中で、トップを奪取したのは、認知率、購入経験率でトップ10に登場しなかった2009年4月に発売したスターバックスコーヒージャパンの「スターバックス ヴィア」であった。尚、2位は、名古屋製酪の「きくのIFCコーヒー」、3位はドトールコーヒーの「ドトール ドリップカフェ」の順となり、認知率・購入経験率共に上位に名を連ねなかった商品が並んだ。

 今回、再購入率のトップ3のうち、スターバックス、ドトールというコーヒーチェーン店のブランドが2点ランクインしている。喫茶店は1981年をピークに減少の一途を続けており、ドトール、スターバックスなどのコーヒーチェーン店も成長維持のために家庭用市場へ参入しており、先発のナショナルブランドのメーカーやPBブランドにとっても、チェーン店のブランドの知名度を活かした商品は大きな脅威となる可能性があるだろう。

 本コンテンツのグラフは無料会員サービス、詳細データは有料会員サービスでのご提供となっております。
 以降の閲覧には会員サービスへのご登録が必要です。

会員サービスのご案内についてはこちらをご覧ください。
会員の方は、下記をクリックしてグラフ・詳細データをご利用ください。








【提示16ブランド】
  • ブレンディ ドリップタイプ (AGF)
  • ちょっと贅沢な珈琲店 (AGF)
  • UCC 職人の珈琲 ドリップコーヒー (UCC上島珈琲)
  • ディップイン (UCC上島珈琲)
  • DRIP ON(キーコーヒー)
  • ナイスオンカフェ (キャピタルコーヒー)
  • ハンガードリップコーヒー (キャピタルコーヒー)
  • スターバックス ヴィア (スターバックスコーヒージャパン)
  • ドトール ドリップカフェ (ドドールコーヒー)
  • 有機珈琲ドリップ (ナチュラルローソン)
  • ブルックス ドリップコーヒー (ブルックス)
  • ドリップ式コーヒーブレンド (無印良品)
  • モンカフェ (片岡物産)
  • きくのIFCコーヒー (名古屋製酪)
  • トップバリュ ドリップコーヒー(トップバリュ)
  • セブンプレミアム ドリップコーヒー (セブンプレミアム)

【調査設計】
調査手法:インターネットリサーチ
調査期間:2010年6月30日~7月20日
調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~69歳
        全国の男女個人
有効回収サンプル数:1,034サンプル
サンプル構成(%)

お知らせ

2025.03.06

クレジットカード決済に関する重要なお知らせ

2025.04.17

JMR生活総合研究所 ゴールデンウイーク期間中の営業のお知らせ

2025.04.25

メンテナンスのお知らせ

新着記事

2025.04.25

成長市場を探せ 少子化ものともせず、拡大する学習塾市場(2025年)

 

2025.04.24

25年2月の「広告売上高」は、10ヶ月連続のプラス

2025.04.23

25年3月の「コンビニエンスストア売上高」は2ヶ月ぶりのプラスに

2025.04.22

トランプ関税の正義、賢愚、そして帰結 - ポストグロ-バル経済と自由貿易体制(上編)

 

2025.04.22

25年2月の「旅行業者取扱高」は19年比で78%に

2025.04.21

ポートフォリオ戦略からダイナミック・ポートフォリオ分析で統合経営へ

2025.04.21

企業活動分析 2024年12月期のアルファベット(Google)は、検索、AIとも2桁増で過去最高更新

2025.04.18

消費者調査データ カップめん(2025年4月版)別次元の強さ「カップヌードル」、2位争いは和風麺

2025.04.17

25年2月の「商業動態統計調査」は11ヶ月連続のプラス

2025.04.16

25年3月の「景気の現状判断」は13ヶ月連続で50ポイント割れに

2025.04.16

25年3月の「景気の先行き判断」は7ヶ月連続の50ポイント割れに

2025.04.15

25年2月の「消費支出」は4ヶ月ぶりのマイナスに

2025.04.14

提言論文 ブランド価値ランキング - 価値実現率の低い選択的耐久財

2025.04.14

企業活動分析 アップルの2024年9月期は、サービス事業過去最高で増収増益

週間アクセスランキング

1位 2024.05.10

消費者調査データ エナジードリンク(2024年5月版)首位は「モンエナ」、2位争いは三つ巴、再購入意向上位にPBがランクイン

2位 2024.03.08

消費者調査データ カップめん(2024年3月版)独走「カップヌードル」、「どん兵衛」「赤いきつね/緑のたぬき」が2位争い

3位 2025.04.11

「食と生活」のマンスリー・ニュースレター チョコレートの今後購入意向は80%以上! 意外にも男性20~30代と管理職が市場を牽引

4位 2024.10.24

MNEXT 日本を揺るがす「雪崩現象」―「岩盤保守」の正体

5位 2024.11.06

「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 伸長するパン市場  背景にある簡便化志向や節約志向

ENGLISH ARTICLES

2023.04.17

More than 40% of convenience store customers purchase desserts. Stores trying to entice shoppers to buy desserts while they're shopping.

2023.02.22

40% of men in their 20s are interested in skincare! Men's beauty expanding with awareness approaching that of women

2022.11.14

Frozen Foods' Benefits Are Expanding, and Child-raising Women Are Driving Demand

2022.09.12

The Penetration of Premium Beer, and a Polarization of the Growing Beer Market

2022.06.20

6.9 Trillion Yen Market Created By Women― Will Afternoon Tea save the luxury hotels in the Tokyo Metropolitan Area