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消費者調査 No104.野菜ジュース(2010年9月版) | ||
健康志向飲料との競争に勝ち抜く鍵は新たな切り口 | ||
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詳細データ(単純集計表・クロス集計表)(ZIP形式・会員サービス) |
野菜ジュース市場は、2007年をピークに2年連続縮小(カゴメ調べ)しています。ジャンル別では、最も市場規模の大きい「野菜果実ミックス」タイプが低迷する反面、「野菜100%ジュース」には回復基調がみられます。 今回は、市場縮小が続き、寿命が短いとも言われる野菜ジュースについて、当社が任意に選んだ22ブランドの「知っている(認知率)」、「買ったことのある(購入経験率)」、購入者の満足度合を示す「購入経験者の今後の購入意向(再購入意向)」などについてインターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けします。 今回のランキングでは、「知っている(認知率)」及び「買ったことのある(購入経験率)」のトップ3は、カゴメの「野菜生活100 」、伊藤園の「充実野菜」、カゴメの「野菜1 日これ1 杯」の順となった。 また、「購入経験者の今後の購入意向(再購入意向)」のトップは、カゴメの「野菜生活100 」となり、カゴメの「野菜生活100 」が強さをみせつける格好となった。再購入意向の2位は、キリンビバレッジの「小岩井 しっかり摂れる濃い野菜」、3位は、セブンプレミアムの「野菜ジュース」となった。認知率及び購入経験率がトップ10圏外の商品が再購入意向は、2位と3位にランクインした。4位には僅差で伊藤園の「充実野菜」が続いた。 野菜ジュースの伸び悩みは、アミノ酸飲料やカロリーゼロの飲料など、健康志向をうたう他ジャンルの飲料との競合に加え、不況の影響で比較的単価の高い野菜ジュースが敬遠されたとの見方もある。 これに対して、一日分の野菜摂取目安量をカバーすることで健康志向を強く意識した商品や、植物性乳酸菌を配合した商品、材料の点数を絞り込むなどで価格を抑え節約志向に配慮した商品など、新たな切り口を提供した商品がファンを獲得している。 野菜ジュースはトレンドの影響を強く受け、商品のライフサイクルも比較的短い。そのため、今後どのようなどのような商品が野菜ジュース市場の本格回復を牽引していくのかが注目される。 |
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【提示22ブランド】
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- 【調査設計】
- 調査手法:インターネットリサーチ
- 調査期間:2010年6月30日~7月20日
- 調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~69歳
全国の男女個人
- 有効回収サンプル数:1,034サンプル
- サンプル構成(%)