半歩先を読む日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net

(2010.10)
消費者調査 No.105 茶系飲料(2010年10月版)
「お~いお茶」と「緑茶 伊右衛門」の二強時代
再購入意向では、「緑茶 伊右衛門」がリード
 詳細データ(単純集計表・クロス集計表)(ZIP形式・会員サービス)
 無糖の茶系飲料は、最近ではPBとの価格競争や、節約志向のための買い控え、健康志向の他ジャンルの飲料との競合などにより、一時ほどの拡大はみられませんが、清涼飲料水カテゴリーのなかで、最大の市場規模となっています。
 今回は、安定した人気のある茶系飲料について消費者調査データをお届けします。
 今回のランキングでは、「知っている(認知率)」及び「買ったことのある(購入経験率)」のトップ3は、伊藤園の「お~いお茶 」、サントリーの「緑茶 伊右衛門」、KIRINの「生茶」の順となった。再購入意向は、トップ10中に緑茶が5ブランドもランクインしており、緑茶の人気の高さもうかがわせた。
 また、上位にはロングセラーブランドが目立ち、新製品の「桃の烏龍茶」「食事の脂にこの1杯。」(ともにアサヒ飲料)は、3項目ともトップ10圏外と苦戦を強いられる結果となった。
 茶系飲料は、市場規模の大きい緑茶は「お~いお茶」と2番手の「緑茶 伊右衛門」、ウーロン茶ではサントリーの「ウーロン茶」など上位のブランドのシェアが高い。この寡占市場に、3番手以下のブランドは、今後の成長分野と期待される健康茶やブレンド茶などに新商品や新アイテムを投入し、テコ入れをはかっている。需要の最盛期は過ぎたものの、夏向けの季節商品から通年商品へと成長した茶系飲料市場は、これからも熱い競争が続きそうだ。  

 本コンテンツのグラフは無料会員サービス、詳細データは有料会員サービスでのご提供となっております。
 以降の閲覧には会員サービスへのご登録が必要です。

会員サービスのご案内についてはこちらをご覧ください。
会員の方は、下記をクリックしてグラフ・詳細データをご利用ください。








【提示27ブランド】
  • 辻利(JTビバレッジ)
  • 生茶(KIRIN)
  • アサヒ 桃の烏龍茶(アサヒ飲料)
  • 金の麦茶(アサヒ飲料)
  • 食事の脂にこの1杯。(アサヒ飲料)
  • 十六茶(アサヒ飲料)
  • 香る緑茶(アサヒ飲料)
  • ヘルシア(花王)
  • 黒烏龍茶(サントリー)
  • 百年茶(サントリー)
  • 緑茶 伊右衛門(サントリー)
  • ウーロン茶(サントリー)
  • 信州戸隠うずら家監修健康そば茶(サントリー)
  • ブレンド茶ハーバルクリア(サントリー)
  • 聘珍茶寮(ダイドードリンコ)
  • 葉の茶(ダイドードリンコ)
  • 燕龍茶レベルケア(ダイドードリンコ)
  • フコイダン茶(ヤクルト)
  • 朝の茶事(伊藤園)
  • お~いお茶(伊藤園)
  • 天空烏龍茶(大塚ベバレジ)
  • 爽健美茶(日本コカ・コーラ)
  • 綾鷹(日本コカ・コーラ)
  • からだ巡茶(日本コカ・コーラ)
  • トップバリュ お茶(トップバリュ)
  • セブンプレミアム お茶 (セブンプレミアム)
  • バリューライン お茶(バリューライン)

【調査設計】
調査手法:インターネットリサーチ
調査期間:2010年6月30日~7月20日
調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~69歳
        全国の男女個人
有効回収サンプル数:1,034サンプル
サンプル構成(%)

お知らせ

2024.12.19

JMR生活総合研究所 年末年始の営業のお知らせ

新着記事

2024.12.20

消費者調査データ No.418 サブスクリプションサービス 広く利用される「プライムビデオ」、音楽サブスクには固定ファンも

2024.12.19

24年10月の「商業動態統計調査」は7ヶ月連続のプラス

2024.12.19

24年10月の「広告売上高」は、6ヶ月連続のプラス

2024.12.19

24年10月の「旅行業者取扱高」は19年比で83%に

2024.12.18

提言論文 「価値スタイル」で選ばれるブランド・チャネル・メディア

2024.12.18

24年11月の「景気の先行き判断」は3ヶ月連続の50ポイント割れに

2024.12.18

24年11月の「景気の現状判断」は9ヶ月連続で50ポイント割れに

2024.12.17

24年10月の「現金給与総額」は34ヶ月連続プラス、「所定外労働時間」はマイナス続く

2024.12.16

企業活動分析 SGHDの24年3月期はロジスティクス事業不振で2期連続の減収減益

2024.12.16

企業活動分析 ヤマトHDの24年3月期はコスト削減追いつかず3期連続減益

2024.12.13

成長市場を探せ コロナ禍の壊滅的状況からV字回復、売上過去最高のテーマパーク(2024年)

2024.12.12

24年10月の「家計収入」は再びプラスに

2024.12.12

24年10月の「消費支出」は6ヶ月連続のマイナスに

2024.12.11

提言論文 価値スタイルによる生活の再編と収斂

2024.12.10

24年10月は「有効求人倍率」は改善、「完全失業率」は悪化

2024.12.09

企業活動分析 江崎グリコ株式会社 23年12月期は国内外での売上増などで増収増益達成

2024.12.09

企業活動分析 日清食品ホールディングス株式会社 24年3月期は価格改定浸透で増収、過去最高益達成

 

2024.12.06

消費者調査 2024年 印象に残ったもの 「大谷選手」「50-50」、選挙も五輪も超えてホームラン!

2024.12.05

24年11月の「乗用車販売台数」は3ヶ月ぶりのマイナス

週間アクセスランキング

1位 2024.05.10

消費者調査データ エナジードリンク(2024年5月版)首位は「モンエナ」、2位争いは三つ巴、再購入意向上位にPBがランクイン

2位 2024.04.05

消費者調査データ ノンアルコール飲料(2024年4月版) 首位は「ドライゼロ」、追う「オールフリー」「のんある気分」

3位 2024.12.04

提言論文 本格消費回復への転換-価値集団の影響力拡大

4位 2024.03.13

戦略ケース なぜマクドナルドは値上げしても過去最高売上を更新できたのか

5位 2024.03.08

消費者調査データ カップめん(2024年3月版)独走「カップヌードル」、「どん兵衛」「赤いきつね/緑のたぬき」が2位争い

パブリシティ

2023.10.23

週刊トラベルジャーナル2023年10月23日号に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事「ラーケーションへの視点 旅の価値問い直す大事な切り口」が掲載されました。

2023.08.07

日経MJ「CM裏表」に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事が掲載されました。サントリー ザ・プレミアム・モルツ「すず登場」篇をとりあげています。

ENGLISH ARTICLES

2023.04.17

More than 40% of convenience store customers purchase desserts. Stores trying to entice shoppers to buy desserts while they're shopping.

2023.02.22

40% of men in their 20s are interested in skincare! Men's beauty expanding with awareness approaching that of women

2022.11.14

Frozen Foods' Benefits Are Expanding, and Child-raising Women Are Driving Demand

2022.09.12

The Penetration of Premium Beer, and a Polarization of the Growing Beer Market

2022.06.20

6.9 Trillion Yen Market Created By Women― Will Afternoon Tea save the luxury hotels in the Tokyo Metropolitan Area