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消費者調査データ No.117 低アルコール飲料(2011年6月版) | ||
王者「氷結」に「低」で挑む「ほろよい」「すらっと」 | ||
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詳細データ(単純集計表・クロス集計表)(ZIP形式・会員サービス) |
RTD(Ready to Drink:そのまますぐ飲める)と呼ばれる缶入りのチューハイやハイボールなどの低アルコール飲料は、前年比111%(2010年 250ml換算・家庭用容量ベース サントリー推計)となり、3年連続で前年を上回り、過去最大となりました。 今回は、当社が任意に選んだ缶入り低アルコール飲料25ブランドについて、「知っている(認知率)」「広告をみたことがある(広告接触)」「店頭でみたことがある(店頭接触)」「買ったことがある(購入経験率)」などの項目についてインターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けします。 今回のランキングでは、前回(2010年)、前々回(2007年)に続いて「キリンチューハイ氷結(キリンビール)」が圧倒的な強さを示した。「キリンチューハイ氷結」は、認知、広告接触、店頭接触、購入経験、今後の購入意向などの項目で首位を獲得、特に、1ヶ月以内購入、今後の購入意向では2位以下に2倍以上の差をつけての独走で、缶チューハイカテゴリーのトップブランドの実力をみせつけた。 一方、ユーザーの満足度を示す「購入経験者の今後の購入意向(再購入意向)」では、首位を獲得したのは、低アルコール度数(3%)、微炭酸を特徴とする「ほろよい(サントリー)」、2位は低カロリーを特徴とする「アサヒすらっと(アサヒビール)」で、「キリンチューハイ氷結」は小差の3位となった。 また、「トップバリュチューハイ(イオン)」は、認知率、購入経験などでは低い順位であるが、100円を切る価格設定(350ml)などで再購入意向6位に食い込んだ。 「キリンチューハイ氷結」は、2001年の発売以来、スタンダードなラインに加えて、糖類ゼロや高アルコール度数や低アルコール度数などのラインを追加し、累計売上60億本を達成した一大ブランドに成長した。競合各社は、幅広い展開で独走するトップブランドへの対抗策として低アルコール度数、低カロリー、低価格といったさまざまな「低」を打ち出し、「お酒」のエントリー層やライト層へのアピールを行っている。 酒類市場での数少ない成長分野である低アルコール飲料で、ブランドごとの強みを訴求しながら繰り広げられる競争の行方が注目される。 |
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【提示25ブランド】
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- 【調査設計】
- 調査手法:インターネットリサーチ
- 調査期間:2011年5月26日~5月30日
- 調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~69歳
全国の男女個人
- 有効回収サンプル数:1,052サンプル
- サンプル構成(%)