![]() |
||
消費者調査データ No118.ビールテイスト飲料(2011年6月版) | ||
リーディング商品「キリンフリー」抜群の安定感 | ||
![]() |
詳細データ(単純集計表・クロス集計表)(ZIP形式・会員サービス) |
ビールテイスト飲料は、2002年の道路交通法改正をきっかけに注目されるようになりましたが、微量のアルコール(アルコール分1%未満の場合は清涼飲料に分類される)を含む商品が中心だったことなどから、市場の拡大は限定的でした。しかし、2009年4月にアルコール分0.00%の「キリンフリー(キリンビール)」を発売したことを契機とし、市場は急速に伸びています。 今回は、当社が任意に選んだビールテイスト飲料15ブランドについて、「知っている(認知率)」「広告をみたことがある(広告接触)」「店頭でみたことがある(店頭接触)」「買ったことがある(購入経験率)」などの項目についてインターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けします。 今回のランキングでは、「キリンフリー」が圧倒的な強さをみせた。「キリンフリー」は認知、広告接触、店頭接触、購入経験、今後の購入意向などの項目で首位を獲得した。上記項目で2位となったのは、ノンカロリー・糖質ゼロを訴求する「サントリーオールフリー(サントリー)」で、ユーザーの満足度を示す「購入経験者の今後の購入意向(再購入意向)」では「キリンフリー」を抜いて首位となった。 3位以下には、カロリーゼロの「アサヒダブルゼロ(アサヒビール)」や肝臓の働きを保つオルニチンを配合した「キリン休む日のAlc.0.00%(キリンビール)」などがランクインしている。 一方、「キリンフリー」は、同社の「キリン休む日のAlc.0.00%」との棲み分けもあり、風味の向上に重点を置いたリニューアルを行い、首位を堅持する構えである。 2011年は、ノンアルコールのビールテイスト飲料市場が対前年1.3倍の1,300万ケースに達するという予測もあり、ビール各社は、「カロリーゼロ」「糖質ゼロ」「有効成分配合」など「ノンアルコール」以外の機能性にさらなる付加価値を見いだそうとする動きもみられる。風味と機能性とを追求しながらの競争の行方が注目される。 |
本コンテンツのグラフは無料会員サービス、詳細データは有料会員サービスでのご提供となっております。 以降の閲覧には会員サービスへのご登録が必要です。
|




【提示15ブランド】
|
- 【調査設計】
- 調査手法:インターネットリサーチ
- 調査期間:2011年5月26日~5月30日
- 調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~69歳
全国の男女個人
- 有効回収サンプル数:1,052サンプル
- サンプル構成(%)