半歩先を読む日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net

(2011.08)
消費者調査データ No.121 ミネラルウォーター(2011年8月版)
「い・ろ・は・す」「サントリー天然水」は老舗「六甲」を超えたか
 詳細データ(単純集計表・クロス集計表)(ZIP形式・会員サービス)
 2000年に8.6リットルだったミネラルウォーターの一人あたり消費量は、2005年に14.4リットル、2010年には19.8リットル(日本ミネラルウォーター協会)と、日常に定着した商品となっています。
 今回は、当社が任意に選んだミネラルウォーター18ブランドについて、「知っている(認知率)」「広告をみたことがある(広告接触)」「店頭でみたことがある(店頭接触)」「買ったことがある(購入経験率)」などの項目についてインターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けします。

 今回のランキングでは、「六甲のおいしい水(アサヒ飲料)」「サントリー 天然水(サントリーフーズ)」「い・ろ・は・す(日本コカ・コーラ)」の国産3ブランドが激戦を繰り広げる結果となった。
 「六甲のおいしい水」は、認知、店頭接触、購入経験の3項目で首位を獲得、1983年の発売からシェア上位を保ってきたロングセラーブランドの実力を示した。
 「い・ろ・は・す」は、広告接触と1ヶ月以内の購入経験で首位を獲得、積極的な広告やキャンペーンが購買に結びついていることがみてとれる。
 「サントリー 天然水」は、認知率では首位と6ポイント差の4位となったものの、今後の購入意向で僅差ながら首位となり、購入者の満足度を表す購入者ベースの今後の購入意向でも首位となるなど、ユーザーからの篤い支持を獲得している。

 近年成熟基調にあったミネラルウォーター市場だったが、2011年は東日本大震災の影響による防災備蓄や安心安全な水を求める意識の高まりなどで需要が急拡大している。メーカー各社は増産を図っているが、生産設備の被害や節電要請により需要がまかないきれない分、輸入も増加する見込みである。特需に近い形での拡大市場で、老舗ブランドを超える商品があらわれるかが注目される。

 本コンテンツのグラフは無料会員サービス、詳細データは有料会員サービスでのご提供となっております。
 以降の閲覧には会員サービスへのご登録が必要です。

会員サービスのご案内についてはこちらをご覧ください。
会員の方は、下記をクリックしてグラフ・詳細データをご利用ください。








【提示18ブランド】
  • アサヒ 富士山のバナジウム天然水(アサヒ飲料)
  • アサヒ 六甲のおいしい水(アサヒ飲料)
  • エビアン(伊藤園)
  • サントリー 天然水(サントリー)
  • ヴィッテル(サントリー)
  • コントレックス(サントリー)
  • ペリエ(サントリー)
  • ボルヴィック(キリンビバレッジ)
  • キリン アルカリイオンの水(キリンビバレッジ)
  • クリスタルガイザー(大塚食品)
  • い・ろ・は・す(日本コカ・コーラ)
  • 森の水だより(日本コカ・コーラ)
  • サッポロ 日本名山の天然水(サッポロ飲料)
  • ゲロルシュタイナー(サッポロ飲料)
  • ミウ(ダイドードリンコ)
  • 大地が磨いたきれいな水(JTビバレッジ)
  • トップバリュ ミネラルウォーター(イオン)
  • セブンプレミアム 天然水(セブンプレミアム)

【調査設計】
調査手法:インターネットリサーチ
調査期間:2011年7月28日~8月1日
調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~69歳
        全国の男女個人
有効回収サンプル数:1,057サンプル
サンプル構成(%)



お知らせ

2025.03.06

クレジットカード決済に関する重要なお知らせ

2025.04.17

JMR生活総合研究所 ゴールデンウイーク期間中の営業のお知らせ

2025.04.25

メンテナンスのお知らせ

新着記事

2025.04.25

成長市場を探せ 少子化ものともせず、拡大する学習塾市場(2025年)

 

2025.04.24

25年2月の「広告売上高」は、10ヶ月連続のプラス

2025.04.23

25年3月の「コンビニエンスストア売上高」は2ヶ月ぶりのプラスに

2025.04.22

トランプ関税の正義、賢愚、そして帰結 - ポストグロ-バル経済と自由貿易体制(上編)

 

2025.04.22

25年2月の「旅行業者取扱高」は19年比で78%に

2025.04.21

ポートフォリオ戦略からダイナミック・ポートフォリオ分析で統合経営へ

2025.04.21

企業活動分析 2024年12月期のアルファベット(Google)は、検索、AIとも2桁増で過去最高更新

2025.04.18

消費者調査データ カップめん(2025年4月版)別次元の強さ「カップヌードル」、2位争いは和風麺

2025.04.17

25年2月の「商業動態統計調査」は11ヶ月連続のプラス

2025.04.16

25年3月の「景気の現状判断」は13ヶ月連続で50ポイント割れに

2025.04.16

25年3月の「景気の先行き判断」は7ヶ月連続の50ポイント割れに

2025.04.15

25年2月の「消費支出」は4ヶ月ぶりのマイナスに

2025.04.14

提言論文 ブランド価値ランキング - 価値実現率の低い選択的耐久財

2025.04.14

企業活動分析 アップルの2024年9月期は、サービス事業過去最高で増収増益

週間アクセスランキング

1位 2024.05.10

消費者調査データ エナジードリンク(2024年5月版)首位は「モンエナ」、2位争いは三つ巴、再購入意向上位にPBがランクイン

2位 2024.03.08

消費者調査データ カップめん(2024年3月版)独走「カップヌードル」、「どん兵衛」「赤いきつね/緑のたぬき」が2位争い

3位 2025.04.11

「食と生活」のマンスリー・ニュースレター チョコレートの今後購入意向は80%以上! 意外にも男性20~30代と管理職が市場を牽引

4位 2024.10.24

MNEXT 日本を揺るがす「雪崩現象」―「岩盤保守」の正体

5位 2024.11.06

「食と生活」のマンスリー・ニュースレター 伸長するパン市場  背景にある簡便化志向や節約志向

ENGLISH ARTICLES

2023.04.17

More than 40% of convenience store customers purchase desserts. Stores trying to entice shoppers to buy desserts while they're shopping.

2023.02.22

40% of men in their 20s are interested in skincare! Men's beauty expanding with awareness approaching that of women

2022.11.14

Frozen Foods' Benefits Are Expanding, and Child-raising Women Are Driving Demand

2022.09.12

The Penetration of Premium Beer, and a Polarization of the Growing Beer Market

2022.06.20

6.9 Trillion Yen Market Created By Women― Will Afternoon Tea save the luxury hotels in the Tokyo Metropolitan Area