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(2013.01)
消費者調査 No.164 トクホ飲料(2013年1月版)
トップ黒烏龍茶に迫るキリン メッツ コーラ
 詳細データ(単純集計表・クロス集計表)(ZIP形式・会員サービス)
 特定保健用食品(トクホ)の市場は、2007年をピークに縮小傾向にありましたが、2012年には、コーラ初のトクホなど大型新商品の発売が相次ぎ、市場は再び活気づいています。
 今回は、当社が任意に選んだ26ブランドのトクホ飲料について、「知っている(認知率)」、「買ったことがある(購入経験率)」、購入者の満足度合を示す「購入経験者の今後の購入意向(再購入意向)」などについてインターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けします。

 今回のランキングでは、「黒烏龍茶(サントリーフーズ)」が多くの項目で首位を獲得し、それを「キリン メッツ コーラ(キリンビバレッジ)」が追う展開となった。
 2006年発売の「黒烏龍茶」は、認知、広告接触、店頭や自動販売機などでの実物接触、購入経験、リピート購入、今後の購入意向などの7項目で首位を獲得、ロングセラーとして定着していることがうかがえる。
 一方、2012年4月24日に発売された「キリン メッツ コーラ」は、購入経験者ベースのリピート購入で首位を獲得した。「キリン メッツ コーラ」については、消費者調査No.150 炭酸飲料(2012年6月調査)でも対象商品として扱っている。この時は認知率が27.3%の15位、今回は47.7%の7位。広告接触は、7.4%の11位から22.5%の2位、実物接触は11.5%の13位から24.4%の3位となった。同時に調査した商品の構成などが違うため、単純な比較はできないが、大きく認知率や接触率をあげており、着々と定番として定着しつつある。
 また、2012年11月13日発売の「ペプシスペシャル(サントリーフーズ)」は、調査時点で発売日から2週間程度で、20.9%の認知、9.4%の実物接触、5.3%の購入経験を獲得し、さらに再購入意向では69.5%の首位となり、上々の滑り出しをみせている。

 「キリン メッツ コーラ」は、2012年11月末までに550万ケースを販売、一方の「ペプシスペシャル」も発売後2週間で100万ケースを出荷するなど、「トクホのコーラ」は好調に推移している。インパクトのある広告や、500mlで158円というトクホの無糖茶飲料に比べ割安な価格設定もヒットの一因といえるだろう。アサヒ飲料や伊藤園などの飲料大手も炭酸飲料のトクホを投入しており、今後はますます競争がヒートアップしそうだ。

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【提示26ブランド】
  • 十六茶 プラス(アサヒ飲料)
  • こつこつカルシウム(アサヒ飲料)
  • ヤクルト 400LT(ヤクルト本社)
  • ヤクルト蕃爽麗茶(ヤクルト本社)
  • 健茶王(カルピス)
  • 健茶王 緑茶(カルピス)
  • カルピス酸乳アミールエス(カルピス)
  • 黒豆黒茶 プラス(カルピス)
  • 健茶王 黒豆黒茶(カルピス)
  • 京優茶 緑茶(キッコーマン食品)
  • キリン 午後の紅茶*(キリンビバレッジ)
  • キリン メッツ コーラ(キリンビバレッジ)
  • 胡麻麦茶(サントリーフーズ)
  • 黒烏龍茶(サントリーフーズ)
  • ペプシスペシャル(サントリーフーズ)
  • 燕龍茶レベルケア(ダイドードリンコ)
  • ヘルシア烏龍茶(花王)
  • ヘルシアコーヒー(花王)
  • ヘルシア五穀めぐみ茶(花王)
  • ヘルシアスパークリング(花王)
  • ヘルシアウォーター(花王)
  • ヘルシア緑茶(花王)
  • 2つの働き カテキン緑茶(伊藤園)
  • ファイブミニ(大塚製薬)
  • ワナナイトプレーン(大塚製薬)
  • イマークS(日本水産)

【調査設計】
調査手法:インターネットリサーチ
調査期間:調査期間:2012年11月27日~29日
調査対象者:当社インターネットモニター 20歳以上
        全国の男女個人
有効回収サンプル数:1,116サンプル
サンプル構成(%)




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パブリシティ

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週刊トラベルジャーナル2023年10月23日号に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事「ラーケーションへの視点 旅の価値問い直す大事な切り口」が掲載されました。

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日経MJ「CM裏表」に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事が掲載されました。サントリー ザ・プレミアム・モルツ「すず登場」篇をとりあげています。

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