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消費者調査データ No.301
化粧水(2019年10月版)
肌研、エリクシール、SK-IIが上位に。男性用化粧水も健闘



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 2018年の化粧水の出荷金額は2,085億円で5年連続の増加となった(経済産業省「生産動態統計調査」より)。

 今回は、当社が任意に選んだ化粧水42ブランドについて、「知っている(認知率)」、「使ったことがある(経験率)」、最近3ヶ月以内における「広告・記事を見たことがある(広告接触)」「店頭などで見たことがある(店頭接触)」、「3ヶ月以内に買って使った(3ヶ月内購入)」、さらに「今後(も)使いたいと思う(今後意向)」と「購入経験者における今後の購入意向(再購入意向)」という7項目について、インターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けする。

 今回の調査では、ロート製薬の「肌研(ハダラボ)」、資生堂の「エリクシールシュペリエル」、P&Gの「SK-II」などが上位に入った。

 「肌研」は、認知、店頭接触、使用経験で首位。特に店頭接触と使用経験はともに10.0%で唯一の2桁だ。3ヶ月内購入、今後の購入意向でも0.1ポイントの僅差の2位につけており、再購入意向を除く6項目で3位内に入っている。

 「エリクシールシュペリエル」は、3ヶ月内購入、今後の購入意向で首位、広告接触と購入経験で3位につけている。「SK-II」は、広告接触で首位、認知と購入経験で2位、店頭接触と購入意向で3位に入った。そのほか、「薬用 雪肌精(コーセー)」や「アクアレーベル(資生堂)」などが上位に入った。

 今回の調査では、男性用の化粧水も対象に含めている。対象商品は「メンズビオレ(花王)」や「ウーノ(資生堂)」「ギャツビー(マンダム)」など8ブランドで、各項目とも2~5ブランド程度が20位内にランクインしている。とくに、ユーザーのロイヤリティの指標である再購入意向では、母数は少ないものの、一位に「メンズビオレ」、2位に「ウーノ」、3位に「ギャツビー」と上位3位を男性用化粧水が独占した。女性用と比較してブランド数が少なく、ユーザーが集中しがちなことが大きな要因とは考えられるが、ロイヤリティは高いといえる。

 女性用では「エリクシールホワイト(資生堂)」「エリクシールシュペリエル」「dプログラム」などの資生堂のブランドが上位に入った。

 上述の「生産動態統計調査」によれば、化粧水の出荷金額は2年連続の2桁増だ。インバウンド需要を取り込んでいることが大きいが、「しわ」対策などの高機能製品のヒットも大きいとみられている。男性用の基礎化粧品も好調が伝えられており、まだまだ成長の期待できる市場の今後が注目される。

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【提示42ブランド】
  • ピュアナチュラルの化粧水(ポーラ・オルビス)
  • ナリス化粧品の化粧水(ナリス化粧品)
  • アルージェの化粧水(全薬工業)
  • ナチュリエハトムギ化粧水イミュ)
  • なめらか本舗 豆乳イソフラボンの化粧水(サナ)
  • 素肌しずくの化粧水(アサヒグループ食品)
  • アスタリフトの化粧水(富士フイルム)
  • アドライズの化粧水(大正製薬)
  • SK-IIの化粧水(P&G)
  • クリニークの化粧水(クリニーク)
  • シャネルの化粧水(シャネル)
  • ディオールの化粧水(ディオール)
  • クラランスの化粧水(クラランス)
  • 資生堂メンの化粧水(資生堂)
  • ウーノの化粧水(資生堂)
  • メンズビオレの化粧水(花王)
  • ニベアメンの化粧水(花王)
  • ギャツビーの化粧水(マンダム)
  • ルシードの化粧水(マンダム)
  • クリニーク フォーメンの化粧水(クリニーク)
  • オキシーの化粧水(ロート製薬)
  • エリクシールシュペリエルの化粧水(資生堂)
  • dプログラムの化粧水(資生堂)
  • ドルックスの化粧水(資生堂)
  • アクアレーベルの化粧水(資生堂)
  • プリオールの化粧水(資生堂)
  • 専科の化粧水(資生堂)
  • エリクシールホワイトの化粧水(資生堂)
  • IHADA の化粧水(資生堂)
  • クレ・ド・ポー ボーテの化粧水(資生堂)
  • バイタルパーフェクションの化粧水(資生堂)
  • イプサの化粧水(イプサ)
  • エストの化粧水(花王)
  • ソフィーナの化粧水(花王)
  • ビオレの化粧水(花王)
  • キュレルの化粧水(花王)
  • リサージの化粧水(カネボウ化粧品)
  • エビータの化粧水(カネボウ化粧品)
  • モイスチュアマイルドの化粧水(コーセー)
  • 薬用 雪肌精の化粧水(コーセー)
  • 肌研(はだラボ)の化粧水(ロート製薬)
  • リッツの化粧水(レバンテ)


【調査設計】
調査手法:インターネットリサーチ
調査期間:2019年8月2日(木)~8月7日(水)
調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~69歳
        全国の男女個人
有効回収サンプル数:1,017サンプル
サンプル構成(%)






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日経MJ「CM裏表」に、当社代表取締役社長 松田の執筆記事が掲載されました。サントリー ザ・プレミアム・モルツ「すず登場」篇をとりあげています。

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