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消費者調査 シャンプー(2010年2月版) | ||
強い花王製品 激戦市場から半歩抜ける |
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詳細データ(単純集計表・クロス集計表)(ZIP形式・会員サービス) |
シャンプー市場は、国内は元より海外メーカーも参入しているため、ブランドの数にして300以上、年間売上1,900~2,000億円という巨大な市場である。 今回は当社が任意に選んだシャンプー29ブランドについて、「知っている(認知率)」、「買ったことのある(購入経験率)」、購入者の満足度合を示す「購入経験者の今後の購入意向(再購入意向)」などについてインターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けします。 今回のランキングでは、「知っている(認知率)」、「買ったことのある(購入経験率)」のトップ3に、花王の「メリット」、資生堂の「ツバキ(赤)」、P&Gの「パンテーン」が名を連ねた。 しかし、購入者の満足度を示す指標である再購入意向は、認知率、購入経験率でいずれも上位にランクインしていない花王の「サクセス」、資生堂の「ツバキ(白)」、P&Gの「パンテーンクリニケア」となり、シャンプーの洗浄だけでなく付加価値を訴求したやや高価格帯に属するブランドが選ばれた。 花王の「サクセス」は、皮膚ミクロ洗浄を採用し、毛穴につまったアブラを落とすことで、「育毛剤の浸透を助ける」という育毛剤の効果を最大限に発揮させるような製品工夫をしている。 資生堂の「ツバキ(白)」は、先行して販売した「ツバキ(赤)」のプレミアム版という位置づけで、「艶センサー機能」を配合することで、ダメージケアに艶を与えるという商品である。 上位に名を連ねたこれらの中・高価格帯市場は、2003年の「アジエンス」発売で注目が集まり、2006年の「ツバキ(赤)」、2007年の「ツバキ(白)」、「セグレタ」の発売で拡大した。これら既存ブランドも高付加価値を訴求したリニュアルを行い、シャンプー市場全体の成長原動力となっていたが、長引く消費不振や節約志向により、消費者の厳しい選択にさらされ、生き残れるブランドとそうでないブランドの選別が強まりそうだ。 |
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【提示29ブランド】
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- 【調査設計】
- 調査手法:インターネットリサーチ
- 調査期間:2010年2月9日~2月12日
- 調査対象者:当社インターネットモニター 15歳~69歳
全国の男女個人
- 有効回収サンプル数:1,045サンプル
- サンプル構成(%)