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消費者調査 No.108 レストランチェーン(2010年11月版) | ||
王将、サイゼリヤ、専門チェーンの実力は | ||
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詳細データ(単純集計表・クロス集計表)(ZIP形式・会員サービス) |
消費不振や外食離れが長引くなかで、外食業界にとっては冬の時代が続いています。前年割れを続ける企業がある一方、「餃子の王将」「サイゼリヤ」など業績を伸ばしているチェーンも存在し、二極化がいわれています。 今回は、レストランチェーンについて、当社が任意に選んだ27チェーンの「知っている(認知率)」、「利用したことある(利用経験率)」、利用者の満足度合を示す「利用経験者の今後の利用意向(再利用意向)」などについてインターネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けします。 今回のランキングでは、「知っている(認知率)」のトップ3は、「吉野家」「餃子の王将」「ガスト」で、「利用したことのある(利用経験率)」のトップ3は、「ガスト」「吉野家」「サイゼリヤ」の順で、低価格メニューの多いチェーンが占めている。 次に、ロイヤリティの指標である「利用経験者の今後の利用意向(再利用意向)」は、5ポイント以内に4チェーンがひしめく激戦となったが、「餃子の王将」が制した。再利用意向の2位は、認知率、利用経験率とも低いながら「カレーハウス サンマルコ」が、3位は、「サイゼリヤ」が入った。3位と0.1ポイント差の4位には、認知率、利用経験率が10位圏外であった「大戸屋」が入った。 再利用意向の上位には「餃子の王将」(中華料理)、「カレーハウス サンマルコ」(カレー)、「サイゼリヤ」(イタリア料理)、「大戸屋」(定食)など特定のジャンルに特化したチェーンがランクインしている。ファーストフードのランキングでも、ユーザーの満足度の要因が低価格からプレミアムバリューへの移行がみられたが、チェーンレストランでも、手頃な価格ながら特徴あるメニューをもつチェーンがユーザーをひきつけているといえるだろう。 外食市場は、価格志向や健康志向など、その時々のトレンドを反映し、一時は低価格で支持された「ガスト」が今回はふるわなかったように、浮沈も激しい市場である。今回高い再利用意向を獲得した各チェーンも安泰というわけではない。鋭さを増すユーザーの選択に、今後も厳しい生き残り競争が予想される。 |
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【提示28ブランド】
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- 【調査設計】
- 調査手法:インターネットリサーチ
- 調査期間:2010年9月1日~9月3日
- 調査対象者:当社インターネットモニター 20歳~69歳
全国の男女個人
- 有効回収サンプル数:1,058サンプル
- サンプル構成(%)