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(2006.04)
コンビニエンスストア

1.セブン-イレブンひとり勝ち、台頭する「生鮮コンビニ」SHOP99
 
 詳細データ(単純集計表・クロス集計表)(LZH形式・有料会員サービス)
 コンビニエンスストア(以下CVS)業界は、全体では新規出店により店舗数こそ拡大を続けていますが、売上高は19ヶ月連続前年割れを続けるなど、もはや成長業態とはいえない状況となっています(社団法人日本フランチャイズチェーン協会調べ)。
 今回は、関東圏と関西圏で展開するCVSチェーン18社について、当社のインターネットモニターに行った調査結果をランキング形式でお届けします。

 今回のランキングでは、掲載された六つ全てのランキングでセブン-イレブンが首位を獲得した。また「知っている」「ふだん利用できる」「3ヶ月以内に利用したことがある」「今後(も)利用したい」「今後もっとも利用したい」の五つのランキングでは、1位セブン-イレブン、2位ローソン、3位ファミリーマートと業界トップ3の地位は揺るぎないものといえる。
 セブン-イレブンは、「今後もっとも利用したい」では約43%を占め、「ふだん利用できるCVSで今後もっとも利用したいCVS」でも47%といずれも、2位ローソンに25ポイント以上の大差をつるなど、そのロイヤリティの高さをうかがわせた。
 堅牢な3強とセブン-イレブンの突出した強さが確認される一方、「ふだん利用できるCVSで今後もっとも利用したいCVS」において、3強の一角を崩し、3位に食い込んだのが九九プラスが展開する「SHOP99」である。SHOP99は、多摩地区で食品スーパーを経営する(株)ベスト(現在はレストラン経営や商業施設のデベロッパー事業を営む)の新規事業部門として1996年4月に東京都立川市に1号店をオープンしたのがはじまりで、2005年1月には総店舗数500店舗(直営411店舗、FC89店舗)を達成した。SHOP99は、店舗数ではトップ3に及ばないものの、低価格の品揃えが消費者に支持されて、生鮮食品を取り揃えることで、その他100円ショップとの差別化に成功した。しかしその生鮮コンビニは早くも新規参入が相次ぎ、激戦模様となっている。 めぐる顧客の獲得競争はこれからも激化していくことが予想される。


サンプル構成(%)
【調査設計】
調査手法:インターネットリサーチ
調査期間:
 2006年1月16日~1月23日
調査対象者:
 当社インターネットモニター
 15~69歳
 関東圏・関西圏*在住の男女個人
有効回収サンプル数:935サンプル

*関東圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)・関西圏(大阪府、兵庫県、京都府、奈良県)

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